円通院(えんつういん)は、臨済宗妙心寺派の寺院です。
伊達政宗公の嫡孫光宗の霊廟として、正保4年(1647年)開山となりした。
場所は日本三景のひとつの宮城県松島町にあります。
周囲は国宝瑞巌寺や五大堂など、とても静寂で厳粛な趣きのある場所に囲まれています。
東北地方では珍しい方三間霊屋の遺構となっており、霊屋建築としては宮城県下最古と云われてます。
もちろん、国の重要文化財となっています。
境内の庭には約350年前に造られた心字の池を中心とした石庭があって秋の紅葉時期にはライトアップがされ、幻想的なお寺の中に色鮮やかな紅葉の赤色が華やかに醸し出しています。
円通院近隣の食事処
伊達懐石料理の雲外
円通院の境内にある懐石料理のお店です。
宮城県産の素材で作られた伊達精進料理を堪能することが出来ます。
洗心庵
円通院と瑞巌寺に隣接したお土産処と食事が用意されています。
紅葉を堪能した後にちょっと立ち寄れる場所になっています。
座席数も400席ほどあるので団体旅行の方も寄れる場所になっています。
カキと海鮮料理 旬海
松島と云えばカキ料理と云われるほど海の幸が有名です。
伊達海鮮を十二分に堪能できます。
口コミ記事の紹介
紅葉の季節以外にも観光で訪れたことがありますが、紅葉の時期にライトアップ企画を行っていると耳にし、興味本位で行ってみました。
海沿いということもあり、寒さが厳しい時もありましたが、様々な色でライトアップされた紅葉は寒さを忘れてしまうくらいとても魅力的でした。
アクセス方法について、イベント時期は特に駐車場が混雑しており、土日は車よりも在来線で訪れたほうが良いかもしれません。
平日は近くの駐車場を問題なく利用できました。
また、名物の牡蠣をはじめ、様々な出店が並んでおり、観光後は名産品を楽しむのもいいかと思います。
寒い日に鍋を堪能した事は今でもはっきりと覚えております。
紅葉の見える場所は段差が多いため、女性はヒールではなく歩きやすい靴のほうが良いかもしれないという印象でした。
イベント時期の後半となると、紅葉が散り始めライトのみ照らされるという状態になってしまったこともありました。
中央にある池では見ごろに時期には紅葉が鏡のように水面に映り、吸い込まれるような美しい光景でした。
その様子を見に毎年訪れる人も多くいるようです。
夜間帯のイベントをメインで紹介しましたが、日中は数珠つくり等の企画も行われているようです。
さいごに
東日本大震災では壊滅的な被害を受けた松島ですが、日本三景と云われる海と島。
また、日頃の慌ただしさから解放されるような円通院の紅葉と食事を楽しんでみては如何ですか?
筆者も数年前に訪れ思い出を作ることが出来ました。
また行きたいと思える場所の一つです。