わらじ祭りは、昔は『ゆやの祭り』と言われていました。
三重県志摩市の大王町波切で800年以上の昔から毎年9月の申の日に行われる大草鞋を中心とした祭りです。
ダンダラボッチの民話ってナニ?
昔、大王島に一つ目の片足巨人(10メートルぐらい)が住んでいて、村里を荒らしまわっていた。
その一つ目片足巨人がダンダラボッチっと呼ばれていたようです。
ダンダラボッチは神通力が使えたようで、雲や風などを呼び起こして漁師の船を転覆させたり、獲物を取ったり、また村に来ては若い娘をさらっていたりと、好き放題に暴れていたようです。
村人たちは知恵を出し合って、ダンダラボッチより大きな者が居るように見せるために大きなわらじを編んだり、大きな服や大きな弁当箱を作ってダンダラボッチを退散させたようです。
その退散させたのが秋という事で、わらじ祭りが出来たと言われています。
わらじ祭り開催日時
2018年9月13日木曜日が神事の祭りで大草鞋の奉納等
場所は波切神社で行われます。
9月15日はわらじ祭りのフィナーレとして花火大会が行われます。
打ち上げ場所は大王崎となっていて海辺での花火で450発打ち上げられます。
交通 近鉄鵜方駅から三重交通バス御座港行に乗り20分 大王崎灯台下車すぐ
伊勢道伊勢西ICから県道32号経由で南東へ車で60分
参加した口コミさん記事
愛知県在住 30代の男性
テレビの情報番組で見たことと、最終日に花火大会があることから参加しました。
三重の村を荒らしまわった、だんだらぼっちを村人たちが畳一畳分の大きさのわらじを作って驚かせ、退治したという言い伝えから起こったお祭りのようです。
大きなわらじを作って奉納する祭りは各地にありますが、この三重のお祭りは海で行うことから特徴的と言えるかもしれません。神事自体は平日に行われるため参加できませんでしたが、最終日に行われるお祭りと花火大会は三重の伊勢志摩地域における一大イベントではないかと思えるくらいにぎやかなお祭りです。
休日の夜に行われる花火大会が中心になっている感じなので、参加しようと思ったら次の日も休むくらいのつもりで参加した方が良いかもしれません。
ただ、このエリアでは大きなイベントだと思いますから、一度参加されてはいかがでしょうか。
さいごに
県外からはかなり遠く、若干アクセスが悪いですが、一度参加されてみてはいかがでしょうか。
きっと初秋の思い出の一つとなると思いますし、地元の方も温かく迎えてくれると思いますよ。
ただ、時間には余裕をもって下さい。