地元民が行った 鞆の浦観光鯛網のアクセスと感動穴場スポット
瀬戸内海は福山市では、鞆の浦の初夏の風物詩、観光鯛網です。鯛網は、鞆の浦に約380年も伝わる伝統漁法となっています。外洋で冬を過ごした鯛は初夏、豊後水道・紀伊水道を抜けて、産卵のため波穏やかな瀬戸内海中央部の鞆の浦沖へとやってきて、江戸時代初期までは陸地よりの地引網漁法でしたが、いつのころからか産卵に来る魚群を待ち構えて捕えるようになりました。
航海の安全と大漁を願う樽太鼓と大漁節が浜中に響き、弁財天の使いとなる乙姫が大漁祈願の舞を踊ります。
参加者は潮風に吹かれながら、海の上から漁の様子を見学します。往時の姿をそのまま今に伝える観光鯛網は、見る人の心に深い感動を与えます。