黒部ダム観光は絶景な景観

行楽

富山県中新川群立山町に建設された黒部ダムは、総貯水量約2億トンの巨大なダムです。
建設当初からその巨大さが話題になっていたダムであり、困難を極める建設中の様子はテレビ番組や映画としても取り上げられ、世間で大きく注目を浴びたほどです。

黒部ダムは観光スポット

また、黒部ダムは観光スポットとしても有名です。
国の名勝でもある中部山岳国立公園が周辺にあるということから立山黒部アルペンルートのハイライトの一つとして毎年観光客も多く訪れています。

6月下旬から10月中旬に限り、観光客向けにダムへの放水を行っております。
その迫力は大きな規模の黒部ダムならではの光景といえるでしょう。
今回はそんな黒部ダムへの観光についてご紹介します。

まず、黒部ダムはその名前から黒部市にあると誤解されがちですが、実際は立山町にあり、富山県と長野県のほぼ県境の場所にあります。

長野県の扇沢駅から富山県の立山駅までの高低差の激しい北アルプスを様々な乗り物に乗って巡る観光ルートを、立山黒部アルペンルートと言います。
立山駅からのこの立山黒部アルペンルートの名所として有名なのは黒部ダムと室堂平が挙げられます。

戦前には3つのダムがあった黒部ダムには、戦後の世紀の大事業と言われた4つ目のダムが建設されました。
このダムは「黒四ダム」という通称がありますが、現在ではこの黒四ダムを一般的に黒部ダムと呼んでいます。

黒部ダム駅に到着すると、入口の通路奥でコースが二手に別れます。
左へ進むと直接ダムの堤防へ、右へ進むと220段の階段を上ってダム展望台へとそれぞれ向かうことができます。

黒部ダムの放水時期は?

黒部ダムの観光放水は6月下旬から10月中旬までの夏季にしか行われないため、放水の迫力を一目見てみたいという方は冬が来る前に早めに訪れると良いでしょう。
また、秋になると紅葉も楽しめるため、ダムの放水の力強さと紅葉の鮮やかな美しさのコントラストを堪能できること間違いなしです。

また、ダム展望台の外階段を下りるとさらに黒部ダムの高さを実感できることでしょう。
新展望台広場やレインボーテラスでは放水の迫力をさらに近くで感じることもできます。
放水によってできる虹も綺麗ですので、ぜひお見逃しなく。

さらにダムの放水だけでなく、黒部ダムによって水がせき止められてできた黒部湖の景色も眺めることが可能です。

黒部ダムの観光で注意したいのが、滞在時間です。
特にツアーなど、あらかじめ時間がきっちりと組まれているものだと、日帰りツアーなどの場合はあまりゆっくりと観光することができないようです。

これは乗り物の運行時間に合わせて予定が組まれているからだそうで、急がずにゆっくりと観光を楽しみたいなら2泊3日のツアーに参加した方が良いと言われています。

次は黒部アルペンルートの目玉の一つである室堂平についてご紹介します。
標高2,450メートルにある室堂駅を出て、ホテル立山の屋上からさらに外へ出ると、室堂平の景色が目の前に広がります。

標高が高いことから10月初旬には雪が降り積もるため、訪れる際には温かい格好で訪れた方がよさそうです。
特に女性の方は体を冷やさないように注意したほうが良いでしょう。

また、駅によっては展望台以外に駅舎の外に出ることができないという場所もあります。
外を散策できる駅が限られているため、訪れる場合は室堂駅で時間の許す限り散策をすると良いかもしれません。

また、この室堂平にはみくりが池という野生のライチョウが生息することでも有名な青く透き通る観光スポットも存在するため、そちらも併せて訪れてぜひ大自然に癒されて下さい。

さいごに

ここまで黒部ダムの観光についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
建設当初から数々の苦難を乗り越え、作り上げられた巨大な黒部ダム。
日本中の人々に多大な影響を与えた自然の産物ではなく人間によって築き上げられた力強いこのダムに、きっと感動することでしょう。
放水期間は夏季限定となるため、ぜひ早めに訪れてみて下さい。