ゴミ捨て場に集まってくるカラスに悩んでいる人達はたくさんいると思います。
ゴミ袋に入れてゴミ捨て場に出しているのにカラスがきてゴミ袋にくちばしで穴をあけて中身を出してしまいます。
ゴミ捨て場に散らばったゴミは回収してくれないので必ず誰かが掃除しなければなりません。
ゴミが散らばっているとカラスだけでなく猫や他の動物も寄ってきてしまうのです。
このような悩みをつくってしまうカラスを撃退する方法を紹介します。
カラス撃退のためには生ゴミの捨て方から見直そう
このような被害を受けないためには生ごみの捨て方から見直してみましょう。
まずはカラスの生態を知ることが大切です。
①視覚でエサを見つけているので目がいいです。
②雑食性で何でも食べます。
③早起きなので早朝からゴミを荒らします。
④警戒心が強い
⑤鳥の中では脳が発達しているので学習能力が高い
⑥耳がいい
視覚でエサをさがしているので、においではゴミに近づきません。
食品サンプルと本物を見分けるほど目がいいのです。
なので生ごみが見えないようにすればカラスは気付きません。
生ごみを新聞紙にくるんで捨てる方法か、ゴミ袋の1番外側に新聞紙を入れてゴミ全部を新聞紙にくるむ方法がお勧めです。
新聞紙ならお金をかけることなくゴミを隠すことが出来ます。
ゴミが見えないので気付きにくいですが、袋なのでつつけば破れてしまうからです。
なのでビニール袋よりも破れにくいレジャーシートやビニールシートをそのゴミの上にかぶせるとさらにいいでしょう。
そのレジャーシートに重しをつけておくと風なので飛ばされてゴミが見えてしまうのを防止してくれます。
しかしこの方法では100%防止することは出来ません。
カラスが物理的にゴミに触る事が出来ない捨て方をすれば生ごみが見えていても足も手もでないのでその方法を説明します。
そうするにはゴミに衣装ケースや洗濯かごかぶせるのです。
「中にゴミが入っています」と張り紙しておけば回収してもらえます。
もっと使い勝手のよいゴミ出し専用に作られたボックス型のネットもあります。
ふたの部分がマジックテープになっているので、これでカラスはゴミに触れる事ができません。
折りたたむ事も出来るのでゴミの日以外は場所をとることなくしまっておけます。
ネットで購入が出来るのでチェックしてみましょう。
手作りすることも出来ます。100均で購入できるワイヤーネットをつなぎ合わせて作ってみましょう。
私はゴミが丸見えなのが気になるので常に新聞紙で中身を見えないようにしてゴミを出していますが、カラスの被害にあったことはありません。
このように効果はあるようです。
カラスの撃退におすすめの方法3選
先ほどはカラスに生ごみを荒らさせない方法を紹介しましたが、
次はカラス自体が生ごみに近づかないようにする方法を3つ紹介します。
①CDや鏡などのキラキラしたものを置く
②カラスの嫌いな音や超音波を流す
③カラスよけのスプレーをする
このようなカラスを撃退するグッズはたくさん発売されているので試してみましょう。
また、ゴミを出す時間も重要です。
あまりにも早くゴミを出してしまうとカラスに荒らされるかもしれない時間が増えてしまいます。
回収時間は決まっているのでその時間に出すよう心掛けましょう。
生ごみ自体を減らす努力をするのも大切です。
料理をするときに生ごみが出ないように食材を使い切ったり、食べ残しが出ないように量を考えて作ることを意識してみましょう。
コンポストなどで生ごみを処理するのもお勧めです。ガーデニングや家庭菜園をしている人は肥料としても使えるので一石二鳥です。
このゴミを減らしていく方法は続けていくことがとても大切なのです。
カラスの生態の中にもあった学習能力が高いところを利用します。
頭のいい鳥なので食べのもが入った袋があることを学習し狙ってゴミ捨て場にくるようになります。
しかし反対にここはダメだなと言う判断もでき学習していきます。
カラスにこのように思ってもらうためにゴミを減らす努力を続けていきましょう。
だんだんカラスが近寄ってこなくなるはずです。
あまりにも被害が多い場合は区役所などの地域の施設に相談してみるのもお勧めです。
一緒に対策を考えてくれる人がいるのは心強いです。
自分だけで出来ることは限られてくるので、同じゴミ捨て場を使っている地域の人達と協力しで取り組みましょう。
さいごに
このようにカラス撃退方法はたくさんあります。
自分と自分の地域にあった対策をみつけることから始めましょう。
カラスは学習能力が高いのでゴミ捨て場に来るようになってしまうと頻繁に
ゴミを荒らされてしまいます。
そうなる前に対策をしカラスがここは生ごみ食べれない場所と認識してくれるような
ゴミ捨て場にしましょう。
カラスにゴミを荒らされてしまうと、ゴミ捨て場の掃除をする必要がでてきたり、
臭いもして大変です。
そうなってしまう前に明日からでもできる対策もあるので早速試してみて下さい。
そしてその対策を続けていきましょう。
荒らされた後の掃除より対策の方が簡単にできます。
またゴミ捨てのルールは各自治体で違ってくるので確認を忘れないようにしましょう。
例えば新聞紙でゴミの中身を隠すのが禁止の自治体もあります。