上高地の観光スポットやおすすめの観光コース

上高地

上高地(かみこうち)は、長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地で、観光名所として有名です。
特に夏の時期は、気温が高い都市部などから避暑地として利用する観光客も多いそうです。
長野県には、軽井沢という別荘の所有地として有名な観光名所が有名ですが、上高地もまた観光名所として有名です。
全国的に有名な観光名所が存在するのも、自然豊かな長野県ならではですね。
しかし、軽井沢についてご存知な人は多いかもしれませんが、上高地については名前は知っているけど詳しいことは分からないという人もいるかと思います。

そこで今回は、上高地についての基本知識について紹介していきたいと思います。
また、上高地のおすすめ観光スポットなども紹介していきたいと思います。

 上高地とは?どこなの?

上高地は、中部山岳公園の一部ともなっており、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)となっています。
標高約1500mで、全域が「長野県松本市」に属しています。
また、温泉があり、穂高連峰や槍ヶ岳の登山基地にもなっています。
上高地の誕生は、北アルプスの「飛騨山脈」の谷間(梓川)にある大正池から横尾までの前後約10km、幅最大約1kmの堆積平野で、かつて岐阜県側に流れていた梓川が、焼岳火山群の白谷山の噴火活動によって池がせき止められ池が生じ、そこに土砂が堆積して生まれたと考えられています。
上高地は気候的に、山地帯(落葉広葉樹林帯)と、亜高山帯針葉樹林の境界線付近の高度に位置しているため、ブナ・ミズナラ・シナノキ・ウラジロモミ・シラビソ・トウヒなど、両者の森林の要素が混在し、更にヤナギ類やカラマツを中心とする河川林や湿原が広がるなど、豊かな植生で知られています。
気候は「亜寒帯湿潤気候(一部地域ではツンドラ気候)で、1月の平均気温は-7.7℃、最低気温は-30℃を下回り非常に寒さが厳しく、日中の最高気温でも-20℃を下回ることがあります。一方8月の平均気温は19.7℃で、日中でも22度ほどにしかならないため、夏季としてはかなり涼しいです。

 上高地の生息生物

梓川や大正池には、渡りをしないマガモが住んでおり、ほとんどの個体は人を恐れないそうです。
また、ニホンザルも通年住んでおり、冬季は青森県下北半島の北限ニホンザルよりも厳しい条件である上高地で越冬するそうです。
たしかに、青森県も冬はとても寒いですが、上高地ほどではありません。
そこで冬を越すニホンザルの耐寒度は計り知れないですね。
しかし青森は、上高地より寒くない代わりに雪がとてつもなく降ります。(特に津軽地方)。
ちなみに、下北半島でのニホンザルについては、青森県内でも有名ですが、少し前はニホンザルに危害を加えられたというニュースがありました。
特に観光客を狙った危害が多かったようです。
ニホンザルには注意が必要です。
元々梓川や大正池には、イワナが優占種として生息していましたが、1925年以降外来種としてカワマスやプラウントラウトが放流され、現在ではこの3種の他に、放流された3魚種の自然交雑種が生息し、イワナの優占種は無くなりました。
ただし、自然交雑種のF-1(雑種第1代)は雑種強勢の特徴が現れますが、戻し交配を含むF2(雑種第2代)は雑種崩壊により生存性と繁殖力が極端に弱く、イワナ純粋種は存続すると見られています。
また、上高地に生息するゲンジボタルが、人為的に持ち込まれた可能性が高いと、安曇野市が2010年11月に長野市で開いた研究会で、民間の自然環境調査団体が発表しました。
ゲンジボタルは2000年頃から梓川沿いの池で確認されるようになり、上高地の水温は年間通して10℃以下で、ホタルの生育に適さないが、大正池は温泉の影響で水温が高く、餌となるカワニナも生息しており、ホタルが増殖する条件が整っています。
遺伝子解析の結果、全て西日本に生息するゲンジボタルが起源の遺伝子であり、上高地で発生するゲンジボタルは、人為的に持ち込まれたと立証することが出来ます。

 上高地のおすすめ観光スポット

上高地には観光スポットがいくつかあるので紹介していきます。

梓川は信濃川の上流

長野県松本市を流れる信濃川水系犀川の上流域を示す別称です。
流域は古来より梓の産地であり、梓弓の材料として朝廷にも献上されていて、このことが川の名前の由来になったとも言われています。

芥川龍之介で有名な河童橋

梓川に架かる木製の吊橋です。
全長37m、幅3.1m、長さ36.6mのカラマツ製の橋で、この橋から、穂高岳と焼岳などの山々を望むことが出来ます。

上高地を象徴するシンボルの一つです。

毎年4月27日にアルペンホルンの演奏と共に橋の袂で「上高地開山祭」が開催されており、11月15日には「上高地閉山祭」が開催されています。
名前の由来は、昔ここに、河童が住みそうな深い淵があったためなど諸説あります。
河童橋が有名になったきっかけは、1927年に芥川龍之介が小説「河童」の中で、上高地と河童橋を登場させたことだと言われています。(その年は、芥川が他界した年でもある)

さいごに

自然豊かな景勝地である上高地。冬は北海道の最北端のように寒いですが、夏は避暑地として最適です。
興味のある方は一度訪れてみては如何でしょうか。
もっとも、訪れるのは真夏がベストです。