間違って使ってる人は多い!「打診」の正しい意味・類語など

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みなさん、こんにちは!

僕は、大学を卒業したばかりの22歳の新人会社員ですが、最近先輩と話している最中に、気になる言葉があったんです。それから、ずっと頭の中でモヤモヤしてしまって・・・。それは、「打診」という言葉です。

ひょんとした事がきっかけで「打診」という言葉を耳にしてから「打診」ってなんとなく意味は分かるけど、改めて誰かに「打診って何?」とか聞かれた時、何て答えればいいんだ!?と思い、言いたい事は分かるんだけど、詳しくそういえば分からない・・・とずっとモヤモヤし続けていたので、この際すっきりさせようと思い「打診」の意味や類語などについて調べてみました。

まず、「打診」とは、指先や打診器で胸・背などをたたき、その音で内臓の診察をすること。比喩的に、相手に少し働きかけ、その反応で相手の意向などを判断すること。とされています。

「打診する」の類語としては、提示する ・ 是非を問う ・ 意見を聞く ・ 提案する  ・ 世に問う ・ 賛否を問う ・ 意見を問う ・ 言挙げする ・ 公にする ・ 表明する ・ 可否を伺う ・ イエスかノーかを問う ・ 反応を求める ・ 意見を求める ・ 是非を求めるなどが挙げられるようです。

こんなにも類義語があるんですね・・・!びっくりです。

「打診する」の正しい意味

「打診する」という言葉の意味には2パターンあるようです。

①医師が患者の身体を指や手で打ち聞こえる音で診察する

打診器や打診槌を用いて、医者が患者の体を叩いた音により、体の中の状態や様子を診察することが本来の「打診する」という意味。

②相手の思いや考えを聞いて、事前に反応をうかがうこと

会話やビジネスの場での「打診する」は、前もってその事を話し、相手の様子を見ることによって、より良い結論を出すために行う行為を示すようです。

このように、本来の意味である医師が患者の体の様子を診察する意味だけでなく、ビジネスでも使われる言葉だということが分かりました。

打診とは、読んで分かるように、体を軽くたたきかえってきた音で内臓の具合などを診察する行為のことです。それ故に、打診とは「相手の意向や意見を知るために相手に事を説明し、その事についての相手の反応をみる」という意味になります。つまり、打診するとは、「相談する」や「話を持ちかける」といった意味合いになるようです。ビジネスで、打診を「お願い」などという使い方をしている方もいますが、打診はそのような意味ではないので注意する必要があります。相手にお願いするときには、「要望」や「交渉」の言葉を使います。間違った「要望」や「交渉」の意味でとらえていると、ビジネス相手との誤解のもとになりますので、使い方には気を付けなければなりませんね。

「打診する」はどんなときに使う?正しい使い方例

これまで色々と調べてきましたが、結局「打診」とはどんな時に使うのがいいのか?正しい使い方なども調べてみました。

打診をする際は、ビジネスの中で、お願いしたいという意識で使う方が多いようです。しかし、打診にはお願いのニュアンスはあまりなく、相談の要素が強いそう。ですから、打診する時には拒否される可能性を視野に入れて、柔軟な対応を心がけることが大切です。これは打診されるときも同様です。決定事項としてではなく、一つの提案として受け止めるようにした方がいいようです。

打診は、これから始まる事柄について、要望や交渉をするというよりは、相手の意向や意見を知るために相手に事を説明し、その事についての相手の反応をみるというニュアンスが強いと確認しました。しかし、いくら未定の事柄だと言っても、ビジネスの場で何か連絡を受け取った時、放置するのはNGです。したがって、取引先や社内の上司から物事を打診されるときには、速やかに、答えられる範囲で返答するように心がけましょう。

「打診」の正しい使い方の例としては下記が挙げられます。「来季の異動について人事部長に打診した」という使い方が正しい使い方です。このときの打診は、「来季の異動について、自分の意見があるため、どう反応されるかを確認すべく人事部長とお話をした」という意味になります。

また、人事異動などでの「打診する」を「辞令」と同じ意味でとらえている方がいます。つまり、打診されただけで、その人事異動が決定事項であると早とちりしてしまうケースです。打診という言葉を「辞令」と同じ使い方で使用することはないので、注意しましょう。また、「打診した」だけで、相手の了解も取り付けたという勘違いも多くみられます。打診しただけでは何も決定していないので、勘違いのないように気を付けなければならないようです。

これまで「打診」の意味などについて、調べて来ましたが、改めて日本語って深いなぁーと痛感しました(笑)

でも、社会勉強にもなったので良かったです。