出汁は昆布や市販のだしや椎茸などからとることができますが、出汁の材料がなくても市販で売っているもので出汁を作っていいのか気になりますよね!?
出汁の意味や出汁の取り方や出し汁をとったあとのレシピについて紹介します。
出汁を取った後の昆布にひと手間!ちょっとした一品にしてみよう
出汁とは?
昆布だしは、素材の持つ味や香りを使ったおひたしや煮物、だし巻き卵などにも昆布だしを使っています。
カツオだしは、だしが全面に出るような料理に使われて、麺類のつゆなどは味噌汁やすまし汁などのだしもよく使われています。
「ほんだしを使った簡単なだし汁の作り方」
ほんだしでだし汁を作る方法
1カップというのは量にしてだいたいカップ一杯ですが、200ccということになります。
ほんだしを小さじ一杯、1カップに溶かすとだし汁1カップの出来上がりです。
干し昆布からだしを取ります。だしの素やだしパックなど手軽に使えるものも増えています。
だしに使う昆布の種類は複数あるのが特徴あるので、それぞれ違った特徴を持っているので、料理によって使い分けましょう。
作り方
① 干し昆布の表面を軽く拭いてキッチンばさみで切れ込みを入れます。
② 水を張った鍋に昆布を入れたら1時間ほどおいてから火にかけます。
③ 沸騰するまで昆布を取り出します。
相性の良い料理はおひたし、煮物、だし巻き卵です。
かつおだしは、かつお節からだしをとり、削り方は、様々な種類が存在して液体タイプや顆粒タイプもあります。
和食だしの基本として使われている日本料理には欠かせないだし汁です。
作り方
① 鍋に水を入れて沸騰させたら花かつおを入れて弱火にします。
② 2分ほど煮立てた後にこしたらできあがりです。
相性の良い料理はお吸い物や味噌汁などの汁物です。
椎茸だしは一般的に干し椎茸からだしやだしパックなどの既製品からもだしを取ることができます。
椎茸だけでだしを取るというよりも昆布だしやかつおだしと合わせて、だしを取ることが多いです。
干し椎茸も色々種類があるので、料理の仕方で味が違います。
作り方
① 冷たい水に椎茸をいれて冷蔵庫に丸一日以上浸けます。
② 戻し汁から干し椎茸を取り出し一度こします。
③ こしたら火にかけて沸騰させます。
④ アクが出たら取り除いたらこしたら出来上がりです。
相性の良い料理はめんつゆ、炒め物、煮物などです。
煮干しだしは別名いりこだしとも呼ばれています。
煮干しはイワシのことを言いますが、味噌汁以外にサラダのドレッシングから、炊き込みご飯、煮物や鍋などと様々な料理に使うことができます。
作り方
① 煮干しのはらわたを取り出したら水に煮干しを30分くらいひたします。
② 煮干しが水分をすいこんだら強火で沸騰する前に火を弱くします。
③ 沸騰しないように10分ほど煮立てたら出来上がりです。
相性の良い料理は味噌汁、炊き込みご飯、麺類、煮物、鍋などです。
野菜だし
切った野菜のいらない部分をそのまま捨てないでだし作りに使えます。
野菜の風味や栄養をそのまま味わうことができます。
作り方
① 鍋に水と野菜くず、料理酒を入れます。
② 沸騰しない火加減で30分ほど煮詰めます。
③ 汁に色が付いてきたら野菜だしの出来上がりです。
相性の良い料理は野菜スープ、コンソメスープ、などのスープ類、ドレッシングなど
捨てないで!出汁をとったあとの鰹節はおいしいふりかけにしよう
「かつおぶしふりかけ」
材料 (4人分)
だし汁でとったかつおぶし40g
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
作り方
① だし汁をとった後の鰹節を水をきりよく絞ります。
② 好きな大きさで細かく切ります。
③ フライパンで鰹節を中火でからいります。
④ 水分がなくなってパラパラになったら大さじ一杯の砂糖、酒、醤油、みりんを入れます。
⑤ 少し火を弱めて水分がなくなったら火をとめてジップロックなどにいれます。
煮干しで出汁をとったあとの作り方
材料
煮干し 好きな量
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
出汁をとったかつおぶし 適量
すりごま 好きな量
① 煮干しを食べやすい大きさに切ります。
② 切った煮干しをフライパンで炒めます。
③ 煮干しがカリカリになったら砂糖、しょうゆ、みりんをいれます。
④ 煮干しに味がつくまで炒めたらかつおぶしをいれます。
⑤ 最後にすりごまをかけたら出来上がりです。
まとめ
出汁は昆布やかつおぶし。煮干しなどからとることができますが、出汁を作る時間がないときは、市販で販売されている粉末のだしを使うといいですよ。
出汁を作ったことはありますが自然な味がするので赤ちゃんや添加物をとりたくない人におすすめです。
一度出汁をとってしまえばお味噌汁や煮物など様々な料理に使えるので便利ですよ。