ボタンのかけ方が男女で逆という謎!原因はコレだった

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今のボタンの着けた方になったのは、どんなことがきっかけなのか、男女でボタンのかけ方が違う理由や歴史について紹介します!

ボタンのかけ方は男女で左右が変わっている

古代の人たちは、一枚の布を体に巻く、布に穴をあける、布をかぶることで、洋服として着ていました。
今のような個性的なデザインは、ありませんでしたが‥11~12世紀ごろになると、欧州の上流階級の人たちは、男女の衣服に違いが現れました。
そして‥13世紀ごろに「ボタン」が作られたようです。

ボタンが作られたときは、ボタンを入れる穴がなくて、飾りものとして、洋服につけていたようです。
フロントボタンだけで、30個以上の服もあったようです。
ボタンを飾るだけではなく、服の着やすさを考えた結果、ボタンをつけたら穴をあけるようになったようです。
ボタンの穴をあけるようになったのは、14世紀欧州の宮廷服から作られたようです。

14世紀ごろの欧州は、服に一つ一つボタンがついている服は、上流階級の貴族しかつけられないくらい、高級な物でした。
貴族でお金に余裕があった女性は、自分で服を着ないで、メイドに服を着せてもらっていたようです。
女性のボタンが左についている理由は、「人に服を着せてもらいやすいように」だったようです。
自分でボタンをつけるのが、大変なときは、人に手伝ってもらうといいですよ!

昔の絵画にも描いてありますが、上流階級の女性が着ていた服は、華やかで普通の洋服より繊細な作り方だったので、自分で一人で着るのが難しく、何人かのメイドさんに、洋服を着せてもらっていたようです。
ボタンが左側についている理由は、その頃の作り方がそのままになっているからです。
男性は自分で服を着ることが多く、右利きの人が多かったことから、着る人から見てボタンを右側につけることが当たり前になったことがきっかけです!

和服は前に出す方はどちらでもよかった!

男性、女性は、着物を着るときは、左や右をどちらを前にしてもいいようです。
平安時代の初めは、唐の影響を受けて、男女同じように右前にして、着物を着ていたようです。
西洋とは違って、日本は男女ともに自分で服を着ていました。
右手が利き手のときは、右手で懐に入れた物を出しやすいから、右側が前になったようです。

奈良時代の養老三年(七一九年)に、発表された「衣服令(えぶくりょう)」の法令
の中にある「初令天下百姓右襟」という一文があり、その言葉がきっかけで右側を上にして、着物を着ていたようです。

庶民は右前に着なさい」と言われていたので、着物を右前に着ることが一般化されました。

着物を右側を前に着ていたことは、中国の思想の影響があります。
左の方が右より偉かったので、位の高い高貴な人は、左前を前にして、着物着て、庶民は右前に着ていたことを「聖徳太子」が定着させたようです。

※えぶくりょうは、朝賀、即位の儀式だけに着る洋服です。
朝賀‥律令制で、毎年元日の朝に天皇が大極殿で、皇太子以下の文武百官の拝賀を受ける行事です。
即位‥亡くなったり、皇帝、国王などの跡を継いでその座につくこと。

ボタンのかけ方が男女で逆の理由

欧州の上流階級説

14世紀ごろの欧州は、縫製にボタンがついている服は、上流階級の貴族しか着けることができないとても貴重な物で、お金に余裕がある女性たちは、自分で服を着ることができなかったため、メイドさんに服を着せてもらっていました。
メイドさんがつけやすいように、留ボタンが左側につけられたのではという説もあったようです。
男性は自分で服を着ることが多く、たくさんの人は、右利きと考えて、着る方から見てボタンを右側につける洋服が、増えて今のような形になったようです!

軍服由来説は男性

男性用のファッションの元になっているのは、軍服が関わっているようです。
懐に入れた武器を右手で、取り出しやすいように作られたようで、男性の服は、右にボタンがつけられるようになった説があります。

授乳するときは右側から

赤ちゃんに授乳をするときは、利き手の右手を自由にして、左手で赤ちゃんを抱っこすることが多いです!
シャツのボタンを右側から外して、授乳するために、左側にボタンがつけられている説があります。

乗馬用説は女性

昔の女性は馬に乗るとき、馬の左側に両足を垂らして横座りする「サイドサドル」と呼ばれる、乗り方をする人が多かったようで、サイドサドルで乗ると、体の右側が前方を向き、前から吹く風が服に入らないように、ボタンを左側につけた説があります。

まとめ

男女ともにボタンのかけ方が違うのは、高貴な人は、左側を上にしていたようです。
それぞれボタンの由来には、色々説あり、昔の欧州の上流階級説を知っている人が多いようです。
ボタン自体は、形は変わりませんが、時代に合わせて、洋服は変わるのでおもしろいですよね!?
ボタンのかけ方で、男か女なのか、区別できるのはわかりやすいですが、ボタンはファッションにはかかせない飾り物です。