太宰府天満宮といえば、菅原道真公をお祀りする「学問・至誠・厄除けの神様」として有名ですね。
特に、学問の神様としては有名で受験シーズンになると合格祈願にたくさんの学生さんが訪れますよね。
というのも、道真は幼い頃から学問の才能に優れていて5歳で和歌を詠んでいたとも言われているんだって!
そんな道真をお祀りしているなんて、すごくご利益がありそうだね!
そして、太宰府天満宮に参拝したあと名物としてはずせないのが「梅ヶ枝餅」
梅の刻印が印象的なんだけど・・食べたことがある人も多いのでは!?
第一印象は、おまんじゅうのように見えるかな?
けど、実はおまんじゅうではなくて焼餅なんだよ。
薄い餅の生地のなかに、小豆のあんが入っていてとってもおいしいよ!
名前に「梅」の字があるけど・・
梅の刻印が由来で、梅味がするわけではないんだね!
太宰府天満宮の梅ヶ枝餅のおいしいお店5選
梅ヶ枝餅って、どうして太宰府天満宮の名物になっているのか・・
知っているかな??
太宰府天満宮といえば、菅原道真で有名だよね。
実は、菅原道真は無実の罪で太宰府に左遷されたんだって!
なのに罪人のような暮らしを余儀なくされて、食事も悲惨なものだったそう・・
そんな暮らしを見かねた近くの老婆が道真のお世話をしてくれたんだよ。
その人は、道真が好きだった餅に梅の枝を添えて差し入れたんだって。
この人が後の「浄妙尼」と呼ばれる人だよ。
道真が亡くなった後、明尼寺を建立してからも餅を持参してはお供えしていたんだそう。
とっても心温まるよい話だね!
この逸話から、太宰府天満宮の名物になったのが梅ヶ枝餅なんだ。
この話を聞くと、さらに縁起がよさそうって感じるね。
名物となると、お店がたくさんあるんだろうけど・・おすすめはどのお店か気にならない?
味の好みには個人差があるだろうから、今回は・・
Google「月間平均検索ボリューム」
を参考にして、上位5位について詳しくみていくよ!
5位から発表♪
5位 寺田屋
参道左側で一番天満宮に近い場所にある、飛梅漬専門の老舗だよ!
カリッとしたおもちの中に、甘さ控えめで上品なあんこが・・
このさっぱりとしたあんこが特徴。
まごころをこめて、職人さんたちが手焼きで作っているよ。
4位 中村屋
三の鳥居の手前、参道左側にあるよ。
カリフワの梅ヶ枝餅が食べられるお店。
餅はしっかり焼き色がついていて、外はカリッと!
あんこは甘さ強めで濃い味わいが特徴。
梅ヶ枝餅のお餅の形成は機械で、あんこは自家製だよ。
お持ち帰りで注文すると、梅ヶ枝餅の周りのバリを切り取ってから渡されるけど、その場で食べる時はバリがついたまま。
この外のバリがカリッと香ばしいよ!
3位 やす武
梅ヶ枝餅の食感をきめる要素、粉の質と配合にこだわっているよ!
もち米には佐賀県産ヒヨクモチを使用。
季節や気候に応じた製粉・乾燥・配合の各工程を丁寧に行うというこだわり!
香ばしく、表面のパリッと感とモッチリ感を実現させたよ。
あんにもこだわっていて、厳選した十勝産の大粒小豆を使用。
こだわりの製法で、あんにコシを出してホクホク食感にしているよ。
砂糖はコクのある大粒ザラメを使用。
あんの甘味を引き立てる塩には赤穂の天塩を使用。
ひとつひとつの材料や製法にこだわりぬいた味・・想像しただけでおいしそう!
2位 きくち
オーソドックスな味を食べたい人におすすめ。
外はパリパリ、中はもっちりしっかり食感!
あんは、甘さを抑えて小豆本来の旨みを引き出した優しい口当たり。
梅ヶ枝餅の生地には、最高級の国内産もち米粉とうるち米粉をブレンド!
こうすると、翌日になっても硬くなりにくいんだって。
あんには、最高級の品質を誇る北海道十勝産の小豆「雅(みやび)」という高級小豆のみを使用。
あんを包むときには、外皮を薄く均等にして、より長い時間生地を柔らかく保つように工夫しているよ。
おいしくなるように、追及した作り方でおいしい梅ヶ枝餅ができているんだね!
1位 かさの家
もち米とうるち米をブレンドした生地に、上品でほのかな甘さの粒あんを包み込み・・香ばしいかおり・・。
人気ナンバーワンの名店!
シンプルな素材を使って、生地とあんのバランスを計算して作っているよ。
原料へのこだわり
うるち米:福岡県産
もち米: 佐賀県・福岡県・北海道
小豆: 北海道十勝川西農協産の小豆のみ
砂糖: 国内産
塩 :天草産
粉の5工程
あんの3工程
梅ヶ枝餅に仕上げる3工程
これらのこだわりの工程にプラス!
焼き方にも特徴が。
焼き型を重ねて焼くことで、
先に蒸されてモチモチに・・
そのあと直火にかけてパリッと!
の食感を生みだしているよ。
シンプルな原料のなかにもこだわりたっぷりだけど、その素材が充分生きるような作り方をしているんだね!
どんな味か気になるなぁ・・!
どのお店も独自のこだわりと特徴があるから、気になるものをチェックしてみて♪
食べ比べてみるのも楽しそう!!
お取り寄せできるお店がほとんどだから、現地に行けない場合は注文してみてもいいね!
それぞれの店の特徴はあげたけど、実は梅ヶ枝餅は協同組合で登録商標をとっているから・・
材料は
「もち米」「うるち米」「あずき」
「砂糖」「塩」以外はNG!
焼き型も、全店まったく同じだそう!
だから、味の違いは材料の配合やレシピで決まるんだって。
各店工夫の味をぜひお試しあれ♪
太宰府天満宮の限定梅ヶ枝餅をチェックしよう!
①毎月25日「天神さまの日」
菅原道真の誕生日845年6月25日
命日の903年3月25日
これにちなんで、25日にはヨモギ入りの緑がかった色の梅ヶ枝餅が販売されるよ!
②毎月17日「きゅーはくの日」
古代米入りの梅ヶ枝餅を販売。
九州国立博物館開館10周年を記念して試験的に提供→評判が良かった!!
それで、2015年11月17日~始まったよ。
もともとの白い梅ヶ枝餅もおいしそうだけど、こちらの変わった味も気になる!
「限定」って言葉がさらに食べてみたい気持ちを後押しするね。
まとめ
・大宰府天満宮で有名な菅原道真は学問の神様
・梅ヶ枝餅は道真が好きだった餅を再現したもの
・それぞれの店にこだわりがたっぷり!
・お取り寄せできるものもたくさん
・限定梅ヶ枝餅も食べてみては?
餅やあんこ好きのひとは、ぜひ一度食べてみて!
自分だけのお気に入りを見つけてみよう♪