漏電ブレーカーがおちたらどんな対処方法があるのか知りたくないですか?
漏電ブレーカーの原因や漏電ブレーカーのテストボタンや漏電ブレーカーの寿命などについて紹介します。
使ったことある?漏電ブレーカーにはテストボタンついてるよ!
漏電ブレーカーとは?
危険な電気の漏れを察知し、電気の流れを遮断してくれます。
テストボタンは?
漏電ブレーカーのテストボタンは、漏電が発生した際にブレーカーが確実に動作するかのテストをするボタンです。
メーカーによって形状や配置が違いますが、漏電ブレーカーは「テスト」と記された押しボタンがあります。
これがテストボタンで、押し込まれているボタンがあるが「漏電表示ボタン」です。
漏電ブレーカーが「入」になっていることを確認して、テストボタンを押しましょう。
漏電ブレーカーが正常に機能しているときは、押し込まれていた漏電表示ボタンが飛び出して家庭の電気も切れます。
漏電ブレーカーに異常がないことを確認したら電力を復旧させ、漏電表示ボタンを押し戻した後で、漏電ブレーカーのつまみを上に戻せば電気がつきます。
つまみが真ん中で止まってしまっているときは、一度つまみを下に降ろした後で上に上げましょう。
つまみ部分を戻した時点で漏電表示ボタンも押し込まれた状態に戻ることが多いです
引越し先で気を付けたい?実はその漏電ブレーカーは寿命かも?
漏電ブレーカーの寿命がある!?
ブレーカーの寿命はおおよそ10年ぐらいで、日本の技術は世界的に見ても高い品質なので、ブレーカーを設置してから10年経っても劣化しているか確認しましょう。
環境や使用状況によって10年程で、危険なレベルまで劣化している可能性は十分にあるのです。
電気の制御というオフィス運営に欠かせないブレーカーは設置してから10年前後で1度は点検する。
交換する費用は?
交換は2万円〜で工事を依頼する際は、分電盤費用込みの値段なのか、分電盤費用抜きの値段なのかを確認しましょう。
引っ越し先でのブレーカー確認方法は?
すべてのブレーカーを「入」にしたのに、電気がつかない場合は、いくつかの原因が考えられます。
新居の電気設備を確認する
従来の電力メーターは、基本的にブレーカーを上げれば電気がつきます。
新しい電気設備や特殊な電気設備が備わっていると、事前手続きや立ち合いが必要な場合があります。
電力の使用量をデジタルで計測する「スマートメーター」が設置されている場合は、事前に手続きが済んでいないと電気を使用できないケースが多いです。
また、電気温水器(ヒーターが内臓された給湯器)が備わっているときは、通電作業に立ち合いが必要なことがあります。
引っ越しする前に、管理会社に手続きや立ち合いが必要かどうか、聞いておきましょう。
電力会社に問い合わせる
原因がわからないときは、コールセンターやインターネットを介して、電力会社に問い合わせましょう。
担当者の手順に従って対応して、契約者の氏名、住所、引っ越し日時、お客様番号などを準備しておくと、スムーズに手続きが進められます。
日曜・休日・年末年始などは窓口が休みになるため注意が必要。
漏電ブレーカーが何回も落ちる時の対処法は?
電気の使い過ぎ
アンペアブレーカーや安全ブレーカーが頻繁に落ちるのは、電気の使い過ぎている可能性があります。
使う電化製品を減らすように心がけて、消費電力の大きい電化製品を使用するときは注意しましょう。
<電化製品の消費電力の目安>
製品 消費電力
エアコン 300~3000W
IH調理器 3000W
電子レンジ 1300W
ドライヤー 600~1200W
掃除機 850~1000W
テレビ 300~500W
パソコン 150~300W
エアコンは電源を入れたタイミングで多くの電力を消費します。
室外機のコンプレッサーの動作によって消費する電力が大きく変動するため、外気の温度によっては大きな電力を消費します。
「引越れんらく帳」とは?
引っ越しが決まったら今回ご紹介した電気の開栓のほかに、ガス、水道、電話、インターネットなど、多数の住所変更手続きが必要になります。
どうせなら電気だけでなく、ほかのライフラインの手続きも同時にできるのが「引越れんらく帳」です。
「引越れんらく帳」は、電気、ガス、水道などの公共料金、クレジットカード、新聞などの住所変更手続きを一括で完了できるサービス。
「うっかり手続きを忘れて当日電気やガスがつかない…」とミスを防ぐためにも、「引越れんらく帳」の活用しましょう。
まとめ
引っ越し先のブレーカーがしっかり機能してくれるのか電気会社に連絡して故障していたら修理してもらいましょう。
漏電ブレーカーがしょっちゅう落ちるときは、一度に電気を使っているため使う量を減らすだけでもブレーカーが落ちる回数は減っていきますよ。