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一生に一度は見たい!鳴子峡の絶景を遊歩道から見よう

行楽
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東北地方宮城県が誇る紅葉の名所としても有名な「鳴子峡」。
「鳴子峡」は、鳴子温泉から車で約10分の距離にあります。
そこは、大谷川の流れによってもたらされた深さ約100mにもなる大峡谷です。
春から夏にかけては緑美しい新緑、秋には岩肌から見せる紅葉で多くの人を惹き付けます。
さらに、この鳴子峡の中には鉄橋があり、そこを走る電車を一緒に見ることが出来ることでも有名です。
しかし、ここを通過する電車のダイアルは少ないので、この光景を見たい人は電車が走る時間に合わせて訪れた方がいいかもしれません。

電車はゆっくり走っているので、カメラ好きには堪らないスポットではないでしょうか。
そして電車の中からも、鳴子峡の光景を楽しむことが出来ます。
この電車は、JR東日本の陸羽東線になります。
電車がトンネルを通過すると鳴子峡の中を走っていき、誰もが感動すること間違いありません。
そんな多くの人を惹きつけている鳴子峡には、遊歩道があります。
自然を肌で感じながら四季折々を満喫してみてはいかがでしょうか。

鳴子峡の遊歩道の所要時間

鳴子峡には2つの遊歩道があります。

大深沢遊歩道のコース

まず1つ目のコースは、「大深沢遊歩道」です。
その遊歩道の距離、約1.4Km、鳴子峡レストハウスを基点にし、大深沢橋経由の場合では1周約2.2Kmになります。
所要時間は、徒歩約50分です。
渓谷に沿って自然を感じながら遊歩道を歩き、子どもでも歩けるような平らな道が続いています。
また、このコースは、鳴子の自然奥深くまで歩くようになるので「熊に注意」の看板も出ています。
歩きやすい靴で行くことはもちろんのこと、熊避けの鈴なども持っていくと安心かもしれません。

鳴子峡遊歩道のコース

2つ目のコースは、「鳴子峡遊歩道」です。
約2.5Kmの距離があるコースになります。
所要時間、徒歩約60分です。
こちらも渓谷を感じることの出来る遊歩道ですが、東日本大震災の後は、こちらの遊歩道は通行止めになっている時期がありました。
しかし、2015年より一部通行止めが解除されています。
また、これまで中山平側入口から回顧橋までの約350mのみが開放されていました。
ところが、2018年4月27日から新たに鳴子側入口から約230mまでも開放されています。
こちらのコースは解放時間が決められており、9時から16時となっているので、利用時はご注意ください。
また気象状況により、この入口が予告なく閉鎖することをご承知おきください。
余談ではありますが、鳴子峡レストハウスにある見晴台は、もう一つのオススメ展望スポットになります。
大深沢橋からだけでなく、違うスポットからの角度で美しい光景を見てみるのはいかがですか。
まさに「絶景」と呼ぶにふさわしい美しさが、そこには広がっています。

鳴子峡周辺の観光スポットをチェック!

鳴子峡周辺のオススメスの観光スポットはやはり温泉です。
鳴子峡の近くにある宮川渡、東鳴子、鳴子、中山平、鬼首の5つの温泉地「鳴子温泉郷」が大変有名であります。
この鳴子温泉郷にある源泉の数は、なんと約400本近くにもなると言われており、源泉かけ流しが出来る施設が多いのも魅力の一つです。
さらに、日本には11種類の泉質がありますが、その内の9種類が鳴子温泉郷に集まっているのですから驚きであります。
また、たくさんの入浴施設があるので「気になる施設の全てを入浴してみたい。」と思う人もいるかもしれません。
鳴子温泉郷では、そのような人や日帰りでしか立ち寄れない人のために「湯めぐりチケット」を販売しています。
これは、6枚のシール券になっており、旅館のお風呂を日帰りでお得に楽しめるチケットになります。
ただし、このチケットの利用は、湯めぐりに参加している施設のみになるので、購入時は参加している施設をよく確認しましょう。
さらに、鳴子峡周辺の観光スポットには、大きなこけしが出迎えてくれる「日本こけし館」があります。
この施設では約50人のこけし職人たちが丹精込めて創作する姿を見学できるようになっています。
また、こけしの絵付け体験ができるお店もあるので、自分だけのこけしを創ることができます。
最近では、若い女性たちの間で「こけしブーム」が来ていると言われています。
こけしのフォルムの可愛らしさから、じわじわと人気が返り咲いたようです。
鳴子のこけしは「こけしの里」とも呼ばれるほど有名で伝統があります。
伝統的なこけしが置いているのはもちろんのこと、新しいこけしも販売されるようになりました。
白樺の木地を基にマトリョーシカの工人が絵付けする「鳴子縁起マトリョーシカこけし」などがあります。
日本こけし館で、広く深くこけしの魅力に触れてみてください。
こけし好きの人だけではなく、鳴子を訪れたときには、ぜひ鳴子こけしをお土産にしてみるのも素敵な旅の思い出になるのではないでしょうか。

さいごに

「奥の細道」で、かの有名な松尾芭蕉も一部を通ったということでも有名な鳴子峡。
現在は、松尾芭蕉が歩いたと言われる、その道も改修されており自然を体感できる道になっています。
当時、鳴子から山形へ抜ける峠は険しく、道が通りにくかったため、芭蕉の作風にもその苦労が表れていると聞きます。
美しい自然を感じながら歩いてみるのはいかがですか。
東北を代表する紅葉の名称にあなたも魅了されることは間違いありません。

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