友人と有名なお店に行くときはチーズに詳しくなりたいですよね!?
友人と食事を楽しみたいときはチーズの種類やチーズに合う料理、チーズのカロリーについて紹介します。
チーズの種類で味が決まる!?料理に合うとろけるチーズの選び方

チーズの種類はどのくらい!?
フレッシュ
乳酸菌や酵素や熱でミルクを固めて、ホエイを分離させて熟成させずにすぐに食べることができるチーズです。
ミルクや生クリームのような白いものが多く水分が多く軟らかいチーズです。
代表するチーズは、クリームチーズ、フロマージュブラン、カッテージチーズ、リコッタ、モッツァレラ、マスカルポーネ、フェタ。
白カビ
チーズの表面に白カビを増やしておいしく熟成させるチーズです。
白カビがつくる酵素でたんぱく質が分解されて、外側から内側に向かって軟らかくなり風味も濃くなります。
代表するチーズはブリー ド モー、カマンベール、ブリ、クロミエ、サンタンドレ、シャウルス。
青カビ
チーズの内部に青カビを増やしてチーズをおいしく熟成させるためブルーチーズと呼ばれています。
青カビが中で酸素が必要なたも金串などでわざと隙間があけられています。
青カビタイプのチーズのまわりに白カビをつけて風味をマイルドにしたチーズもつくられています。
代表するチーズはロックフォール、ゴルゴンゾーラ、ブルースティルトン、フルムダンベール、ダナブルー、カンボゾーラ。
ウォッシュ
チーズの表面を塩水やその土地のアルコールで洗うためウォッシュと呼ばれています。
表面にリネンス菌が増えて熟成させるチーズで、表皮は湿っているものが多く独特の香りがします。
代表するチーズはエポワス、マンステール、ポン レベック、ピエ ダングロワ、タレッジョ、リヴァロ、モンドール。
シェーブル
山羊のミルクからつくられるチーズをフランス語でシェーブルといいます。
日本ではフランス以外の国の山羊ミルクからできたチーズもシェーブルタイプと呼んで区別しているため、崩れやすいので比較的小さくつくってあります。
真っ白なもの、灰をまぶしたもの、しっかりとカビを生やして熟成させたものなどがあります。
代表するチーズはサントモール、クロタン ド シャヴィニョル、ヴァランセ、マコネです。
セミハード、ハードタイプチーズ
長い間熟成に向くようにつくられたチーズの水分量によってセミハード・ハードに分けられています。
セミハードタイプの組織はしっとりとしていて表皮やワックス、フィルムで保護されながら1~6ヵ月位の熟成で美味しく熟成されます。
代表するチーズはゴーダ、サムソー、ラクレット、サン ネクテール、ルブローションなど
ハードタイプはしっかりと硬い表皮をつくるため長くて3年間も熟成されます。
時間がたつとチーズの水分が無くなることで硬くなり、アミノ酸が分解されて白い斑点やツブができます。
代表するチーズはコンテ、ボーフォール、グラナ パダーノ、パルミジャーノ レジャーノなどです。
プロセスチーズ
セミハードチーズを加熱して乳化剤を加えると様々な形に成形してつくるチーズで賞味期限が長くしています。
代表するチーズは6Pチーズ、キャンディチーズ、スティックチーズ、スモークチーズなど。
とろけるチーズの選び方
・とろけるチーズは、2種類の形状がありスライスチーズタイプら、トーストにピッタリな四角い形状、とろけるチーズはパンにのせて焼くスライスチーズ型でプロセスチーズです。
プロセスチーズ
ナチュラルチーズを加工して作られるチーズのことで、保存期間が長く、賞味期限内に食べたら味が変わらないチーズです。トースト以外にハンバーグやピザなどの上に一枚敷いて焼くと美味しく食べることができます。
シュレッドチーズ
ナチュラルチーズを小さくカットしたもの。加工がなされていないので、ナチュラルチーズに属します。シュレッドチーズにはモッツァレラやゴーダなど、一種類だけを用いたものと、何種類かのナチュラルチーズをミックスし販売しているものがあります。
ピザやグラタンなどクッキング用で使われるが、火を通さないで食べることができる商品もあります。
メーカーやチーズの種類、食べるタイミング、保存方法で味が変わる可能性があります。
モッツァレラチーズは低脂肪。
ナチュラルチーズの中でも低脂肪モッツァレラチーズで、やさしくマイルドな味わいが特徴で、溶けやすく、チーズの糸引きが強いチーズです。
牛や水牛のミルクを原料乳としているため、ミルク風味と弾力のある食感が特徴。またナチュラルチーズの中では糖質が低いため人気があります。
ゴーダチーズはコクがあってカルシウムがある。
オランダ発祥のチーズでナチュラルチーズの中でコクがあり、カルシウムがたくさん入っています。
ゴーダチーズの濃いバターのような香りで、とろけるチーズの中にゴーダチーズが入っていると濃い料理に合います。
パルミジャーノ・レッジャーノは香りと味を楽しめる。
イタリアを代表するチーズは、パルミジャーノ・レッジャーノです。
火を通すと焦げ目がついて強い香りを出してとろけて糸引きも強めです。
ピザやパスタなど濃厚な料理に仕上げたいときやサラダやスープにかけてもおいしいです。
コルビージャックは色鮮やかな大理石模様。
アメリカ発祥のチーズでマイルドなモントレージャックとコクのあるコルビーを混ぜ合わせたチーズです。
白とオレンジの2色のチーズが混ざり合っているため色鮮やかで料理の印象もいいですよ。料理は辛口の白ワインやビールに合いますよ。
チーズの種類でカロリーはどれくらい違う?

「チーズのカロリー」
パルメザンチーズは475 kcal、エメンタールチーズは429 kcal、チェダーチーズは423 kcal
ゴーダチーズは380 kcal、エダムチーズは356 kcal、ブルーチーズは349 kcal。
クリームチーズは346 kcal、プロセスチーズは339 kcal、カマンベールチーズは310 kcal。
シェーブルチーズは296 kcal、マスカルポーネチーズ 293 kcal、モッツァレラチーズは276 kcal、リコッタチーズは162 kcal、カッテージチーズは105 kcal。
14種類のチーズの中で最も100グラムあたりのカロリーが高いのはパルメザンチーズ。100gあたりのカロリーは475kcalと全食品の中でもかなり高めです。
他にもカロリーが高いチーズは、エメンタール、チェダー、ゴーダなどなど。14種類あるチーズのうち9種類のエネルギーが300kcalを超えています。
例えば同量の白飯であれば100グラムあたりのエネルギーは168kcal。なぜこれほどチーズのカロリーが高いのか気になりますね。
まとめ

チーズは色々な種類があってチーズの種類によって料理に合うものが違います。
チーズに詳しくなるとチーズ専門店に行ってみてはどうでしょうか?
色々な種類のチーズを楽しんで自分の好きなチーズがみつかるといいですね!