刺身に大根はなんで添えられているの?どんな意味がある?

人間関係

居酒屋やスーパーやなどの刺身には、必ずと言っていいほど大根で作られた「つま」が添えてありますよね。

刺身に「つま」が添えてあるのには意味があるのをご存知ですか?

彩り良く見せる

大根の白さで刺身が映えて、刺身をより美味しそうに見せくれます。

かさ増しの効果

つまによって、お皿に盛られた刺身やスーパーの容器に入っている刺身は、高さが出ます。
その結果、人はボリュームのある刺身に見えてしまうのです。

食中毒などを防ぐ

大根には、殺菌効果があります。
冷蔵庫が普及されていない時代、食中毒などを防ぐために殺菌効果のある「つま」を添えるようになりました。
現在は冷蔵庫が普及し、昔ほど食中毒を恐れる必要はいかもしれませんね。
しかし、昔の人たちの知恵が現在まで残っていると言う訳です。

口直しのため

魚の生臭さを消し、次の料理を美味しく食べるための口直しの効果があります。

水分を吸収する

刺身から出る水分や血を吸収し、刺身が傷まないようにしてくれます。
脇役だと思われがちな「つま」ですが、このように大事な意味があったのです。
「つま」を食べない方もいらっしゃるようですが、大根で作られた「つま」にはたくさんの栄養を含みます。
大根の「つま」を美味しく食べて、上手に栄養を摂ってみせんか。

刺身の大根のつまの使い道とは

大根のつまは、先にお話ししたように意味があって刺身に添えられていました。
食べても問題ないとわかってしまうと、残してしまうのはもったいないと思いませんか。
残してしまった大根のつまは、捨てずに別の使い道で活かしてあげましょう。
別の使い道とは、リメイクして別の料理にしてしまうだけです。
しかし、つまをリメイク料理に使うときは以下のことに気をつけてください。

新鮮なつまを使う

つまは、千切りにした生の大根です。
そのため、傷みやすくなっているので日にちが経ってしまっているものは使い回しすることは避けましょう。

水洗いする

一度、ザルなどに移してから水洗いしてください。
つまに移ってしまった刺身の生臭さを消すためです。

適当な長さに切る

大根のつまをそのまま使ってしまうと長さがあるので、食べにくいはずです。
料理に合わせて、丁度よい長さに切ってから使いましょう。

簡単に作れる「つまのリメイクサラダ」のレシピをご紹介します。

材料

・残ったつま
・シーチキン 適量(残ったつまの量に合わせてください)
・マヨネーズ
・醤油もしくはポン酢

①残ったつまは水洗いする。

ここで、水気はしっかりとってください。

②油を切ったシーチキン缶とつまを混ぜ合わせる。

③マヨネーズ、醤油もしくはポン酢で和えれば出来上がり

※シーチキンの他にハムでも相性抜群です。
また、彩りとしてきゅうりを薄切りにして混ぜるのもいいかもしれません。

もっと簡単に出来るリメイク料理にはお味噌汁があります。
普段のお味噌汁に大根のつまを入れてしまうだけで完成します。
美味しいお味噌汁を作るポイントは、仕上げのタイミングで大根のつまを入れることです。
大根のつまは、水分をよく吸収してしまうので煮すぎるとくたくたになります。
くたくたになるとシャキシャキの食感がなくなってしまいます。
同じ要領で、スープにしてしまうのもよいですね。
みなさんも残してしまいがちなつまを美味しく使いきるレシピを考えてみてはいかがでしょうか。

刺身の大根のつまには栄養はあるの?

刺身に添えてある大根のつまには、大根と同じ栄養素が含まれています。
大根の栄養素とは、ビタミンCと酵素になります。
大根に含まれている酵素は「ジアスターゼ」と「イソチオシアネート」です。
ジアスターゼは、消化を促す働き方があります。
胃もたれや胃酸過多などの症状を和らげ、胃腸を助ける効果として大変有効的です。
一方イソチオシアネートは、がん予防にも効果のあるもので健康を維持する上で大事な働きを担っています。
さらに殺菌・抗菌作用があります。
この酵素の存在によって、刺身を食べたとき食中毒などから守ってくれます。
しかし、これは生成されてからわずか5分で減少を始めてしまいます。
出来るだけ早く食べなくては効果が薄れていってしまいます。
ビタミンCとイソチオシアネートは、熱に弱い性質になりますので、大根を生で食べる「つま」は理に叶っています。
つまは、大根の有効成分を上手に摂る方法として適した食べ方だったんですね。

最後に


脇役と思われがちな大根の「つま」は意味を持ち、大事な役目を果たしてくれていました。
価値ある大根の「つま」ですが、その由来は諸説あります。
それは「」の意味からきていると言われています。
妻には「主となるものに添えるもの」という意味があるので「つまは、主役である刺身に添える」と言う意味になるのでしょう。
しかし、男女平等と言われている現在では、主役=夫と言うのはいささか問題があるかもしれませんね。
残してしまいがちな大根のつまですが、主役である刺身を引き立たせてくれる役割があったのでした。