突然の嘔吐!子供に熱ありのときはどう対処したらいいの?

子供

子供の突然の嘔吐、熱あり…となると、不安を隠し切れません。

さて、この場合親はどのような行動を取るべきなのでしょうか?

今回は子供の嘔吐や熱への対処法をご紹介すると同時に

それらをもたらす疾病をいくつかご紹介させていただきます。

間違えると逆効果!嘔吐した子供の正しい水分補給の方法

嘔吐、熱ありという症状の場合、どちらかと言うと気になるのは

ほとんどの方は「嘔吐」になるのではないでしょうか?

嘔吐というのは、このように言うのは恐怖を煽るので何ですが

脳疾患の代表的な症状のひとつですので、親が不安に思うのは

仕方がないことだと言えるでしょう。

しかし不安に思うだけではいけません。

嘔吐ということは「吐き出している状態」という意味ですので

身体の栄養素や水分となるものが体内に取り込まれません。

だからそれらを体内に取り込む為にも、摂取すべきなのですが

栄養素…つまり食物なんて、嘔吐の際はとても摂取出来ません。

その事から、せめて最低限の水分補給をするべきなのですが

「吐いているからいらない」と考えられてはいませんか?

実は嘔吐をしている時こそ、水分補給が必要になるのです。

そのまま吐き続けていれば脱水症状を招き、容態が深刻化します。

ですが「吐いているのにどうやって?」というのが本音でしょう。

それについてですが、まず摂取する水分として適切となるのが

「カリウム」や「ナトリウム」が含有している水分になります。

つまりはスポーツドリンクを指すのですが、これを本当に少しずつ

嘔吐をした、最低でも1時間(出来れば2時間)は待ってあげて

こまめに少量を丁寧に飲ませてあげるのがコツになります。

その際少しでも嘔気を感じたら飲ませる間隔を開けるようにして

嘔気が治まればまた少しずつ、こまめに与えるようにしましょう。

ここで焦って「脱水症状かもしれないから、一気に飲ませよう」

というのはNGで、そんな事をしてしまえば胃腸がびっくりして

症状の悪化に繋がってしまうので要注意です。

なお、お茶や水道水を与えるケースが意外と少なくありませんが

これらは浸透圧が低く体内に摂取されない、また吸収されないので

摂取したところでほとんど意味を成さない為、そこも注意です。

嘔吐した子供の元気がずっとない場合

嘔吐した後に子供の元気がない、いつもなら戻っているのに…

と違和感を感じた場合は、まず病院や診療所へ駆け込むことです。

と言うより、「病状が出た後に子供に元気がない」という事実は

医学的対応が必要であるサインですので、悩む必要はないのです。

ここで悠長に、やれ水分だとか栄養だとか休息だとかなどは考えず

とにかく病院や診療所へ直ちに向かうという意識を持ちましょう。

ただし、嘔吐あり熱ありの状態ではあるものの小康状態である

発病した以降それらの症状以外の症状は一切出ていない場合は

子供自身が病気と闘った末に疲労困憊である可能性もあります。

その際はおそらくそのまま眠ってしまう、症状が軽い内に眠り

起きた頃にはある程度回復しているものと思われます。

もっとも、何度も言いますが子供に元気がない事実がある時点で

それは医学的対応が必要であるというサインとなりますので

「まずは病院、診療所」という文言を念頭に置いておきましょう。

少し話しは戻りますが、「それらの症状以外の症状」がある場合は

子供が極めて危険な状態であるという可能性も十分にありえます。

特に「頭痛」はまずく、「嘔吐」「発熱」「頭痛」というのは

後述しますがとんでもない病気が隠されている可能性もあります。

くどいと思うかもしれませんが、もう一度だけ言っておきます。

嘔吐した子供に元気がない場合は、とにかく病院または診療所へ

急いで駆け込むことを推奨…と言いますか、必ず行って下さい。

考えられる疾病について

嘔吐あり熱ありという症状には、参考程度ではあるのですが

考えられる病気というものがありますのでここでご紹介します。

1.感冒(いわゆる風邪)

2.インフルエンザ

3.ウイルス性胃腸炎

4.細菌性胃腸炎

5.熱中症

6.おたふくかぜ

7.腸重積(ほとんどは発熱がない)

8.髄膜炎

9.脳炎

本来はもっと多くあるのですが、代表的なものだけのご紹介です。

1~5までは本当によくあるもので、特に胃腸炎は多いと言えます。

熱中症は時期的な要素が強く、さらには受傷機転が明確ですので

十分な心掛けがあれば多くは予防出来るのではないでしょうか?

問題は6以降で、まずおたふくかぜに限り予防接種がありますので

あなたのお子さんは当然予防接種をされていると思いますし

それで多くの子供は難を逃れるはずです。

しかし、予防接種をせずにおたふくかぜに罹かってしまうと

一定の確率でムンプス難聴を起こしてしまう可能性があるようで

下手をすると一生耳に障害を残すかもしれません。

腸重積については0~2歳が好発時期となるので、すでにお子さんが

園児だったり小学生であるのならその確率は低いのですが

腸の壊死などを引き起こす非常に怖い病気となります。

髄膜炎と脳炎に関しては、もはや命に関わります。

細菌性髄膜炎であれば、予防接種でリスクを軽減出来るのですが

ウイルス性髄膜炎に関してはもはやどうしようもありません。

もしこれらに罹患してしまった場合は、命が助かったところで

大きな障害を残してしまう可能性が高いと言わざるを得ません。

これらの事から、如何に迅速に医療機関へ駆け込むか…

その重要性、必要性をご理解いただけたと思います。

まとめ

嘔吐あり、熱あり…本当に子供にはよくある症状なのですが

よくある症状だからと病院等に行かなかったり無警戒だったりは

言語道断と言えるでしょう。

子供の細かな異変に気付けるのは、親であるあなただけです。

もし子供に病気が現れたのであれば、嘔吐とか熱とかに拘らずに

子供をよく観察して僅かな異変も察知するようにしましょう。