今さら聞けないお中元のお返しの仕方|マナーと喜ばれる商品の選び方

人間関係

突然の昇進でお歳暮やお中元が届き、頂いたはいいのですがお返しに困る方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
うちもその一人で、会社にいる部下の方からのお品物ならお返しもしやすいのですが、取引先のしばらくお会いしていない方からのお中元のお返しにどうしていいのか分からずに、慌ててマナーについて調べたことを思い出します。
ここではお中元のお返しの仕方やマナーと喜ばれる商品の選び方についてご紹介したいと思います。

お中元のお返しの最低限のマナーを抑えよう!送るタイミングやのしの書き方までを解説します!

そもそもお中元とはどのような起源だったかご存知ですか?
お中元とは中国から伝わった三元と言われている年中行事の一つから始まっています。
旧暦の1月15日の上元、10月15日の下元といって、中元はその間の7月15日とされ、ご先祖様に今生きている事を感謝する盂蘭盆会(うらぼんえ)というお盆の行事から、親せきや知人の家を訪問し合い、お互いの無事を喜ぶといった行事にかわり、今のようにお世話になった方に感謝の気持ちを贈るといった形に変化していったと言われています。

お中元のお返しのマナー

基本的に相手の方が感謝の気持ちを贈るので、お中元にお返しの品を送る必要はありません。
ただし、贈り物を送ってくださった方にお礼状を出すのは忘れないでください。
親しい間柄の方でしたら、届いたら直ぐにお電話などで気持ちを伝えても良いでしょう。
しかしその様な場合でも、その後にお礼状を出すのがマナーかと思います。

お中元を持参してくださった方の場合、突然の訪問でなければ出来るだけお部屋にお通しするようにしましょう。
お中元のお品を差し出されたらお礼を述べ、必ず両手で品物を受け取る事を忘れずにしましょうね。

お礼状やお返しの品を送るタイミング

宅配便でお中元の品が届いたら、なるべく早めにお礼状をお送りするようにしましょう。
お中元は7月中旬から下旬にかけて届くと思うので、その場合は「暑中お見舞い申し上げます」と一筆かいてからお礼を書くといいでしょう。
もし8月下旬に品物が届いたり、お礼状を送るのが遅くなってしまった場合は「残暑お見舞い申し上げます」となります。

お礼状は送ってくださった方への感謝の気持ちを伝えるものなので、堅苦しい文面である必要はないかと思われますが、送ってくださったお心遣いの感謝と自分だけでなく家族もこんな風にうれしかった、美味しく頂いたなどを書き、これからもお付き合いをお願いする言葉などを書くと気持ちが伝わり良いかと思います。
最後にはもっとも暑い時期でもあるので相手の方のご健康などを気遣う言葉を添え、結びの言葉で締めると良いのではないでしょうか?

ご主人宛のお中元のお礼状を奥様が書くこともあると思いますが、その際は最後に書くご主人の名前の横に「内」と併記するようにしてください。

もし、どうしてもお中元の品を受け取れない場合などは、包みは開けず、お気持ちには感謝している事と受け取れない理由などを書き、一筆添えて送り返すようにしましょう。

熨斗(のし)の書き方

お中元の品に掛ける熨斗紙は紅白の五本の蝶結びのついた水引のものを使います。
表書きは基本的に楷書体で書きます。献辞(上書き)は水引の蝶結びの中央上部に「御中元」と書き、名前は水引の中央結び目の下に上部の献辞(上書き)より少し小さめにフルネームで書きます。

先ほども述べたように、基本的にお返しの品を送る必要はありませんが、送ってくださった方との関係上、これからのお付き合いもあって品物を送る場合は、その品物に必ずお礼状を添えるようにしましょう。

お中元のお返しをするならこの商品が間違い無し!礼儀や常識から見た品物の選び方♪

お返しの品を贈る際、何を贈れば喜んでもらえるのか悩みますよね。
ついつい贈る側の好みで選びがちですが、贈り物は相手に感謝をつたえ喜んでもらって初めて意味を成します。
いくら高価なものを送っても喜んでもらえなければ意味がありません。

贈る相手の家族構成や年齢、人数や季節などを心掛けて品物を贈ることをおすすめします。

昔はそうめんやうどんが贈り物の中心だったそうですが、最近ではビールを贈る方が多くなっていますね。
でもアルコールを飲まないご家庭に送っても消費できなくて困ることもあります。
豪華にカニやエビなど甲殻類を送ってもアレルギーがあり食べられないこともありますよね。
ですので普段から先方のご家族のリサーチは大切です。

贈り物として喜ばれるものとしては

・自分では買わないけど、貰ったら嬉しいもの
高級ハム、果物、お肉など
うちでも薄いハムは日常でも食べていますが、厚切りのハムを贅沢に使ったハムカツやハムのステーキなどは贈り物で頂いた時にしか食べられず嬉しかったです。
高級な果物もこれからの時期「さくらんぼ」や「メロン」など高くて自分では買えないけど、頂いたら嬉しいもののひとつですね。

 

いつも使っているものだけど、少し高級なもの

昔の定番である「そうめん」や「うどん」はいつも食べていますが、夏休みに子供のいるご家庭であれば良く使う食材です。
今は安価なものもありますが、少し高級なものは味ものど越しも全然違って、喜ばれること間違いなしです。
若いご夫婦や一人暮らしの男性の方なら「ラーメンセット」や「お味噌汁やスープの詰め合わせ」「レトルト食品」など簡単に食べられるものもいいですね。

 

絶対にはずさない嬉しい定番のものとして、お米はおすすめです。
お米を全く食べないという方は少ないのではないでしょうか?いつもより高く美味しいお米を贈られて嬉しくない方はいないと思います。
これでいうと、こだわりのお出しなども主婦としては助かる一品です。
高級なお出しを普段は買えないけど、お味噌汁やお料理に使えるので嬉しいのではないでしょうか?

賞味期限の長い消え物

タオルやお皿などの食器、飾り物など贈る方もいらっしゃると思いますが、相手の方の好みやこだわりがあり、結局処分することになる場合もありますので形の残るものはおすすめしません。
となると日用品や食品関係になるのですが賞味期限が長いもの。
これは鉄則です。賞味期限が短いと結局食べきれずに処分することになりかねないからです。
この場合、ビールやジュースなどの飲料水、アイスやゼリー、水ようかんなどのお菓子はおすすめです。

日用品の洗濯用や食品用の洗剤、石鹸など贈る方も多いかと思いますが、こだわりの品を使っていらっしゃるご家庭も最近は多く、使わないものを贈られると処分にいたることもありますので、良く知っている身近な人に贈るなら喜ばれますが、そうでない場合は注意が必要です。

しかしこのように考えると、商品券が良いのでは?と思う方もいるかと思いますが、特に目上の方に商品券を贈るのは失礼にあたるので、リサーチの難しい方にはギフトカタログを贈るのもおすすめですよ。

参考
ご贈答マナー(https://www.zoto.jp/manner/sasa_ochugen.html)

まとめ

お中元のお返しについて少しでも参考になったでしょうか?
基本的にはお中元のお返しの品は必要ないですし、堅苦しく考える必要もありませんが、お贈り下さった方への感謝を伝えるため、お礼状やお電話をし、今後のお付き合いに失礼のないようにすることが大切です。
これは自分がされて不愉快がないか、相手の方がどのようにしたら喜んでもらえるのか考えてお返しをすることを心掛けましょう。