甲状腺機能低下症で治療が必要な場合とは?まずはセルフチェック

病気

甲状腺機能低下症は女性に多い病気で40歳をすぎていると心配になりますよね!?
病気にかかったらどんな症状が出ているのかセルフチェックすることをおすすめします!
甲状腺機能低下症や甲状腺機能抗進症の症状や治療、セルフチェックについて紹介します。

甲状腺機能低下症の症状とセルフチェック方法

甲状腺機能低下症とは?

女性に多く10~20人中1人がかかりやすい病気です。
中年期を過ぎる40歳代の人は注意が必要です。
ずっと暑がりでよく汗をかいていた人が突然汗が出なくなりだるさなどの症状があります。

どんな症状が出るの?

甲状腺機能が低下してすると体全体の新陳代謝が下がるので、体の機能が低下します。
精神機能が低下すると眠気、記憶障害、抑うつ、無気力が出ます。
皮膚はカサカサして乾燥肌になり毛がぬける、肌を指で押しても跡が残らないむくみ、声帯がむくみ声がかすれる症状も!

消化管運動の低下で便秘になる、心臓機能の低下で脈が遅くなるだけではなく急に体重が増えて寒がり、疲れを感じることが多くなります。

機能低下が軽いと症状が他の病気と似ているため確実に診断がされるまで時間がかかる可能性があります。

甲状腺機能亢進を治療しないで過ごしていると、頻脈が続き心房細動などの不整脈が起こり症状が悪くなると、心不全になり寿命が縮むだけではなく骨粗鬆症なども起こります。

セルフチェック

・やる気が全くない。
・皮膚が乾燥してカサカサする。
・暑がりから寒がりになる。
・むくんでいる。
・眉や髪の毛にハリがなく薄い。
・声がすれて低い声で話している。
・便秘ぎみになった。
・物忘れが多くなった。
・全く食欲がわかない。
・ご飯を食べる量が減ったのに体重が増えた。

甲状腺機能亢進症の症状とセルフチェック方法

甲状腺機能亢進症とは?

甲状腺機能亢進症は別名バセドウ病ともよばれています。
甲状腺ホルモンが必要以上に作られることが原因で起きる病気です。
女性に多い病気と思いますが、実は‥男性がかかりやすく20~50歳代の方に症状が出ます。
30~40歳代の人が病気にかかりやすいので早期発見のためにセルフチェックをおすすめします。

バセドウ病は、体をまもる免疫システムの異常が関係しています。
免疫はウィルスや細菌などの外からきた敵に対抗するため抗体を作ることで、体を守る働きをします。

免疫の働きがおかしくなると体の中にある正常な組織まで排除する「自己免疫疾患」ですがまだ原因がわかっていません。

症状は?

甲状腺ホルモンが異常に出ると新陳代謝が上がり、急激にやせる、異常な汗をかく、イライラや動悸、だるさ、眼の眼球が出るなどの症状が出ますが人それぞれ体質などで症状は違います。

セルフチェック

・暑がりで夏はよく汗をかいている。
・汗をかきやすい体質。
・疲れやすくなった。
・動悸がする。
・息切れがする。
・落ち着きが無くイライラすることが多くなった。
・食欲はあるが体重が減った。
・手足が震える。
・のどぼけの下が腫れている。
・目つきがきつく眼球前にでている。

どんな症状が出ているのか自分でチェックしてみてチェックした項目が3つを越えるときは、一度病院で診察されることをおすすめします。

どんな治療方法があるの?

甲状腺機能低下症の治療方法

① 足りない甲状腺のホルモン剤を飲みます。

甲状腺ホルモンは、体の中にあるものなので量を間違わなければ副作用の心配はない薬です。
普通1日に1~2錠を飲んだあとは、ホルモンのバランスを見ながら薬を調節します。
症状が安定するまで飲み続ける必要があります。

ホルモンのバランスがとれるようになると、3カ月~半年おきの血液検査をするだけなので飲み忘れないようにしましょう。

甲状腺機能亢進症の治療方法

① 薬で治療をする。

甲状腺の働きを抑える薬を飲みます。症状が悪いときは1日6錠、軽ければ1日3錠から薬を飲みます。
ホルモンのバランスを見ながら少しずつ薬を減らして、2年くらいは薬を飲み続ける必要があり、薬をやめたら再発率が高くなるので、症状がなくなっても毎日薬を飲み続ける必要があります。
薬が要らなくなるまでは2年間で30%くらいです。

副作用でじんましんなどのアレルギーや白血球が減ってしまい、肝機能障害や関節炎、血管炎などが起こる可能性があります。

すぐ飲むのを中止して病院で血液検査を受けて白血球の数を調べる必要があります。
この症状は薬の飲み始めの2~3カ月で起こることが多く、2週間おきの血液検査がすすめられています。

② 手術をして治す。

大きく腫れた甲状腺を手術で切って小さくする治療で、内服薬で甲状腺ホルモンのバランスを整えてその後に手術をします。
手術をした後は甲状腺の機能が低下して薬を飲み続ける必要があります。

③ 放射性ヨードをカプセルに入れて治療します。

放射性ヨードは甲状腺にとりこまれて大きくなりすぎた甲状腺を放射線で焼いて機能を抑えます。
外来で治療できますが、妊娠しているときは治療ができません。
放射線科のある大きな病院でないと薬が処方できないので、寛解率は約50%で機能低下になるときもあります。

薬のアレルギーなどがあって内服療法ができない人でも治療ができることです。
手術後の再発などに効果があります。薬の処方ができる病院が限られ、近くに大きな病院がない場合は遠くまで通院する必要があるため、放射線による副作用・がん発生の危険性などはないが若い人にはすすめていません。

まとめ


甲状腺機能低下症や甲状腺機能抗進症は症状を放置しておくと、症状が悪くなる可能性もあるので、甲状腺の病気だと思うときは、セルフチェックをすることをおすすめします。
甲状腺は病気にかかると日常生活ができなくなる可能性があるので、体がおかしいなと思うときは甲状腺の病院に行きましょう。