墓石の文字入れおすすめの時期はいつごろ?

人間関係

昨今、終活が盛んに進められていますね。
エンディングノートを記入したり、お墓を購入したはいいけれど、ご家族が亡くなられた後、戒名はどの時期に彫ったらいいのか分からない。という方は多いのではないでしょうか?
ここではお墓に戒名を彫る時期や文字入れにかかる期間、おすすめの文字などについて紹介したいと思います。

墓石に入れる戒名はご家族が亡くなられたお通夜の読経の後にお坊さんに依頼し、頂くのが一般的となります。
その後、葬儀のさいに白木の位牌に墨で書かれ、祭壇に飾ることになります。
そのため納骨式が行われるまでの間に墓石に文字を彫ることになるのです。

では納骨式はいつ行われるのでしょうか?
すでにお墓がある場合は、四十九日の法要の後に納骨式を行うのが一般的となります。
これは何度も親せきが集まったりするのが難しい場合で、遺族の気持ちに整理がつかないなどの場合は、四十九日の法要の後であれば、その日に行わないこともあります。
このような時は四十九日後の納骨式までに墓石に戒名を彫ってもらうよう石材店に依頼をするといいと思います。

墓石の文字入れにかかる期間

すでに墓石がある方の場合は、亡くなられた故人の「戒名」「没年月日」「俗名」「享年」が彫られます。
墓石に戒名を彫ること自体は数日でできますが、石材店によっては一週間から一か月かかる場合もあります。
側面に彫る文字はご家族が亡くなられると新たに彫られることになります。
このため代々続くお墓をもっている方の場合、お墓の確認をしたら墓石に戒名を入れるスペースがなかったという場合もあり、その場合、新たに墓誌を作らなければならないこともあります。
戒名を入れてもらう際は、余裕をもって依頼するといいでしょう。
墓石自体を建てる場合は注意が必要です。墓石自体の完成には1ヶ月ほどですが、場所から探すには2ヶ月~3ヶ月みたほうがいいでしょう。
お墓は何度も購入するものではありません。
場所や価格、お墓の種類など選ぶまでにはいろいろあります。納骨式は一周忌にという方も少なくありません。
しっかりと吟味し、時間をとるようにしましょう。

おすすめの墓石に使える文字例

墓石に使用される文字や言葉は、墓碑の顔となり、文字によってお墓の印象も決まります。
一般的には正面に家名が彫られていることが多いですが、最近では故人にゆかりのあるイラストや可愛がっていたペットが絵として彫られていることもあります。
個人が好きな言葉や文字、英語などのメッセージが書かれてることもあり、今では墓石の形も和型、洋型、デザイン型と多岐にわたり、さまざまです。

そして側面には「戒名」「俗名」「没年月日」「享年」「建立年月日」「建立者名」などが彫られます。
これは正面に彫られたものとは違い、家族が無くなると彫られることになります。
書体について一般的には読みやすい楷書体、行書体が使われていますが、決まりはなく隷書体、ゴシック体、明朝体など様々で、中には故人が残した文字や書家に依頼した文字を彫ってもらうこともあるようです。
文字や書体によって印象は変わってきます。
楷書体であればキッチリした印象になりますし、行書体や草書体であれば柔らかい印象になります。
個性を出したいときは隷書体を使うなど、書体にこだわるのも故人や家族の個性が出ていいかもしれませんね。

和型の墓石ではなく、さまざまな形の墓石が普及すると、「偲」や「心」、「祈」などの一文字の漢字や「希望」や「感謝」、「永遠」などの二文字の漢字を入れる方もいます。
「一期一会」などの四字熟語や「ありがとう」などの言葉もあり、迷ってしまうほどです。

一文字の漢字参考例
故人や家族の好きな文字や一文字で気持ちを表す言葉が選ばれることが多く
「夢」「空」「心」「愛」「祈」「偲」「誠」「和」「無」「道」「徳」などの文字や
「絆」「輝」「遥」「静」「願」などの文字
または自然を表す「天」「陽」「風」「星」「海」「山」「川」「雲」なども選ばれています。

二文字の漢字参考例
一文字より解釈がしやすい二文字も言葉も人気です。
よく選ばれている熟語は「感謝」「平和」「永遠」「無限」「悠久」「希望」で、「夢想」「合掌」「佛心」「久遠」などの言葉も好まれているようです。

四字熟語の参考例
「一期一会(いちごいちえ)」 茶道に由来する四字熟語で、茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない一生に一度の出会いであるということ。
「和顔愛語(わがんあいご・わげんあいご)」 その人となりを示した四字熟語で、穏やかで温和な顔つきとやさしい言葉遣いのこと。
「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」 この言葉は仏教用語で、煩悩の炎の吹き消された悟りの世界は静やかな安らぎの境地であるということ。
「諸法無我(しょほうむが)」 全てのものは繋がりや因縁により生じているが、移り変わりにより変化しており実態がなく、私たちは変化し続け、そして共に生かされているのだということ。
「花鳥風月(かちょうふうげつ)」 自然界の美しいものや景色のこと。
「知恩報恩(ちおんほうおん)」 私達が受けている恩というものを知り、その恩に報いることが大切であるということ。
以上のような仏教用語や生き方などについての四字熟語が使われることが多いようです。

参考
終活ねっと(https://syukatsulabo.jp/article/category/grave)

まとめ

お墓や終活について、家族とは話しにくいものですよね。
日本人は特に苦手な方が多いようです。
しかしご家族が亡くなられてから、どうして欲しかったのか、何が好きだったのかなど、もっと聞いておけば良かった、話をしておけば良かったと思う方も多いはず。
大切な家族が亡くなって気持ちの整理がつかないうちに、あれこれ動かないとならず、気持ちがついていかない。
なんてことにならないように、これをきっかけに家族と話し合い、お墓や終活がスムーズにいくよう少しでも役立てていただけたら幸いです。