赤い羽根共同募金の助成金ってどんなことに使われるの?

人間関係

日本ではいろいろな場所で募金が出来るようになっています。
そして募金活動をしている団体もさまざまですね、
今回は学生などが募金活動をしているところを誰もが一度は見たことがあると思える
赤い羽根共同募金のしくみと募金がどのように使われているのかを分かりやすくご紹介したいと思います。

さらっとおさらい赤い羽根共同募金とは

なんで赤い羽根なの?

赤い羽根は勇気と良い行動を表したシンボルだから。
アメリカの原住民族がいろいろな色の羽を頭にかざっていました。
そのなかで、赤い羽は勇気ある行いや良いことをした人がつけていたそうです。
「赤い羽根」がアメリカの原住民族から来ているとは少し驚きですね。

赤い羽根共同募金はいつから始まったの?

今から70年以上前、1947年にはじまりました。
太平洋戦争が終わって、焼け野原でたくさんの人が苦しんでいるなかで、助け合いの「赤い羽根共同募金」がはじまり、当初は戦争で家や家族を失った子どもたちのために使われていました。

どのくらいの寄付があつまるの?

2018年は、日本全国で179億円の寄付が集まりました。
2018年の寄付額は179億円でしたが、いちばん寄付額が多かったのは1995年の265億円でした。

どうして赤い羽根募金をするの?

私たちの住む町には、お年寄りや子供、子育て中の人など、暮らしていくのに助けが必要な人たちが沢山います。
みんなが暮らしやすくなるお手伝いをするために、みんなで少しずつ助け合う。
それが赤い羽根募金です。活動に必要なお金を一人で出そうとすると大変だけど、みんなでちょっとずつ出し合えばより多くのお金が集まります。
そうすることにより、たくさんの人が活動に関わることが出来ます。

赤い羽根共同募金の使い道一例

全国から巨額の寄付金が集まる共同募金ですが、どのように使われるのか。
募金の主な使い道は、高齢者や子どもなど、「地域福祉活動」への助成です。
市民団体やNPO法人など、地域のために福祉活動をしている団体に助成をすることに募金は活用されています。
では具体的にはどんな活動を支援しているのでしょうか?

整備費

福祉施設・県域にわたって活動する福祉団体の施設・設備にかかる整備費
(機器・備品・福祉車両等の購入、新築、増改築修繕等の費用)

(例)
特別養護老人ホーム     非常用発電装置 1,800千円

児童デイサービス      送迎用車両   1,800千円

特別養護老人ホーム    通院・外出用車両 1,503千円

知的障がい者陸上競技協会  スポーツタイマー 451千円

事業費

県域にわたって活動する団体の事業費

(例)
(福)身体障がい者福祉協会
[体育復興・教養講座・調査研究・結婚相談 1,246千円]

網膜色素変性症協会
[医療講演会・音楽会・福祉機器展    170千円]

視覚障がい者福祉協会
[視覚障がい者福祉大会・ロービジョンセミナー・点字協議会・
ボランティア研修会他  264千円]

子ども会育成連合会
[ジュニアリーダー中級研修会・こどもかるた大  448千円]

(福)いのちの電話
[ボランティア相談員養成講座      524千円]

(公社)犯罪被害者支援センター
[広報啓発活動・犯罪被害者支援    1,062千円]

大規模災害

「東日本大震災」や「熊本大地震」などの大規模な自然災害の際に支援活動を実施しています。

・被災された方への見舞金「災害義援金」の募集、配分
・災害ボランティア活動等を支援するための「災害等準備金」の助成・積み立て

被災地等で活動するボランティアグループやNPOのための支援金としても、被災地支援を行うたくさんの団体に活用されています。

ごく一部をご紹介しましたが、見てみると私たちが知らない色々な場所で寄付金が使われているのですね。

赤い羽根募金のほかにもいろいろな羽の色の募金があります。
それぞれ違う団体が行っており、使い道もさまざまです。
おもなものをご紹介します。

あかいはね共同募金

助けを必要とする人たちのために

みどりのはね募金

森林づくりの活動に

あおいはね募金

海の事故をふせぐ活動に

海のはね募金

水難遺児の支援に

きいろいはね募金

腎臓移植の支援に

しろいはね募金

青少年赤十字の活動に

たんこう募金(くろいはね)

炭坑事故の被害者家族の支援に
(現在は行われていない)

さいごに

赤い羽根共同募金は70年以上前、戦後に苦しんでいるなかで人と人が助け合い苦しい生活の中ですこしずつお金を持ち寄る
という助け合いの心からできた共同募金でした。
寄付金が一番多かった1995年の265億円以来、集まる寄付金は年々少なくなっているそうですが、それでも毎年何百憶円という
巨額の寄付金が集まっておりたくさんの福祉施設や被災地で役立てられています。
街中や店頭で学生さんたちが募金活動をしているのを見かけたことがある人は多くいらっしゃると思います。
わたしも学生の頃募金箱を持って、「募金おねがいします」と大きな声を出して募金活動したことを覚えています。
大人になると募金しに行くことが少し恥ずかしい、照れくさいと思うようになりますが少し勇気をもって募金してみます。
みなさんも募金活動を見かけたら募金してみてはいかがでしょうか。