栄養価も高い『豆乳』は色々なレシピに使われています。
「豆乳」というと、飲み物やデザート、クリーミーなレシピなどを
イメージしますよね。
実は「豆乳」を使った中華スープが美味しくておすすめなんです。
豆乳と中華スープってあまりイメージがわかないという方も多いのでは
ないでしょうか。
豆乳と中華スープが合わさると、ちゃんぽんの様な味になるんです。
濃厚だけどクリーミーで終わらず、ピリっと中華の味が締まる、
おいしいスープです。
豆乳を使った中華スープのレシピと、豆乳ハンバーグのレシピも一緒に
紹介したいと思います。
豆乳スープのレシピで人気が高いのはコチラ
レシピを紹介する前に、豆乳の栄養成分と効能についてお話ししますね。
豆乳の主な栄養成分は、たんぱく質・ビタミンB群・ビタミンE・レシチン・
サポニン、そしてイソフラボンなどです。
イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン(卵胞ホルモン)」に似た働きをするので、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促して美肌をつくってくれます。
肌の新陳代謝を促す効果やシミやシワ、くすみやニキビの予防、さらには肌に
ハリや弾力をもたらし、女性本来の美しさ・若々しさを手助けしたりとうれしい
効果が満載です。
豆乳に含まれるイソフラボンの効果により、女性ホルモンの働きが活性化され
「男性ホルモンの働きが抑制」されるので、抜け毛予防の効果もあります。
1本200mlの牛乳と豆乳のカロリーを比較してみても、牛乳137calに対し
豆乳は117cal(※おおよそのcalです)。豆乳の方がカロリーは低いんです。
また、豆乳には腸内環境を整えるオリゴ菌が含まれているため、便秘解消にも
効果があると言われています。
また、牛乳にはない鉄分も含まれているので貧血気味の方にもオススメです。
乳製品ではないので牛乳アレルギーの方も飲めますし、消化吸収の面でも優れて
いるので便が緩くなることはほとんどないので嬉しいですね。
では、豆乳を使った中華スープのレシピを紹介したいと思います。
≪クリーミー豆乳中華スープ≫
野菜をたっぷり入れて、豆乳でクリーミーに仕上げた中華スープです。
豆乳を使っているので、しつこくなく、あっさりとした口当たりになります。
食べるスープ感覚で、この一品が食卓にあるだけでお腹も大満足ですよ。
≪レンジで簡単 豆乳中華スープ≫
電子レンジでなんと、調理時間3分でできてしまいます。
材料も、豆乳・中華だし・マジックソルト(塩コショウでも可) だけで
できてしまう簡単レシピです。
朝の忙しい時間でもできますよ。
≪チンゲン菜とベビーホタテの中華豆乳スープ≫
チンゲン菜とベビーホタテが入るだけで、本格的な中華スープ感がでます。
豆乳が入ることで、まろやかな中華スープになります。
≪豆乳と豆腐の中華風スープ≫
濃厚でまろやかな、豆腐と豆乳で作る体にやさしいほっこりスープです。
香味野菜や鶏がらスープ、ごま油を加えることで中華風の濃厚な味に仕上がります。
≪野菜たっぷりの豆乳スープ≫
ちゃんぽんの味に似た具だくさんのスープです。
豆乳がクリーミーさを引き立てて、子どもさんでもお野菜たくさん食べれます。
中華風なので麺にかけても美味しいですよ。ご飯にかければ、豆乳クッパになります。
豆乳は加熱するとタンパク質の凝固によりボソボソと分離しやすいため、
料理に利用するときは注意しましょう。
豆乳を使うときのポイントは、「煮立たせない」です。
豆乳スープなどの具は先に下茹でしておくか、レンジでやわらかくしておきましょう。
これもイケる!豆乳ハンバーグの簡単レシピ
豆乳を使ったレシピはスープ系やお菓子系をイメージしやすいですが、
実は、ハンバーグとも相性がいいんです。
ハンバーグを作るとき、牛乳を入れるは、牛乳をお肉に混ぜることで、
ハンバーグのつなぎの役目になるからなんです。
牛乳を入れないとおいしいハンバーグは作ることができないの?
いえいえ、牛乳はハンバーグの大切な材料ではありますが、なくても
おいしいハンバーグは作れるんです。
そう、「豆乳」でもつなぎの役割を果たしてくれるです。
豆乳は牛乳より低エネルギー、低脂質、低糖質で、コレステロールを含みません。
タンパク質は量よりも植物性である豆乳、動物性である牛乳という点が大きな違いです。
また、豆乳は貧血に関わる鉄や銅を多く含んでいます。
牛乳ではなく豆乳を使うことで、エルシーだけど、栄養たっぷりのハンバーグ
が食べられますよ。
では、豆乳を使ったハンバーグのレシピを紹介します。
≪豆乳ハンバーグ≫
牛乳の代わりに豆乳を使っています。
いつものハンバーグよりヘルシーに作れます。
豆乳を使うことで、ふっくらと焼き上がりますよ。
≪豆乳味噌煮込みハンバーグ≫
豆乳と味噌は相性抜群です。
ハンバーグに豆乳を使うだけでなく、さらに豆乳でハンバーグを
煮込んでいるレシピです。
≪和風豆乳クリームの豆腐ハンバーグ≫
こちらのレシピは、ハンバーグではなく、ハンバーグのソースに
豆乳を使っています。
もちろん、ハンバーグを作る工程で豆乳を使っても大丈夫ですよ。
ふっくらと仕上げる豆腐ハンバーグに、きのこの和風豆乳クリームが
たっぷりかかった美味しい一品です。
≪豆乳煮込みハンバーグのオーブン焼き≫
玉ねぎやブロッコリー、赤パプリカとハンバーグに豆乳ソースを加えて
ピザ用チーズをふりかけ、オーブンで10〜15分、きつね色になるまで焼いたレシピ
です。
肉や卵の動物性食品と、ビタミンCやカロテンを多く含んだ野菜を付け合わせ、
さらにチーズや豆乳といった栄養価の高い食品を組み合わせた料理で、
栄養価と栄養バランスが高く、体力回復、増進に効果的なレシピです。
まとめ

厚生労働省は大豆・豆類は1日に100g摂ることを目標にしています。
豆乳は加熱をしても味や栄養価にほとんど変わりはありません。
そのまま飲むだけでもいいですが、下ごしらえの必要がありませんので、
ぜひ、料理に使ってみてくださいね。
濃厚でクリーミーな味わいになるのに、低カロリーで栄養価が高い「豆乳」。
中華スープやハンバーグとの相性は抜群ですよ。