心配!子供の嘔吐|熱なし&下痢なし~悪い病気の可能性ある?

子供

幼稚園や保育園から帰っていつもどうり元気に過ごしていたのに

突然嘔吐をし始めたら、びっくりしますよね。

ノロウイルスやロタウイルス?と思いますが、症状は嘔吐だけ。

熱もなく、下痢もしていないけど、ひたすら嘔吐を繰り返す我が子を

見てると、何か悪い病気?と心配になると思います。

次の日病院に行くにしても、それまでの対応をどうすればいいか

不安ですよね。

そこで、家庭でできる対応と考えられる病気について

ご紹介したいと思います。

嘔吐が続く子供の水分補給

子どもが嘔吐を繰り返している時、家庭できる対応として

一番大切なことは『水分補給』です。

嘔吐を繰り返せば、それだけ水分が外に出て脱水になってしまいます。

ぐったりしていたり、おしっこの量が少ない、回数が減ってきたら

脱水症状が出てきている可能性が考えられます。

吐いた後、少し時間をおいて元気そうであれば脱水の心配はないと思いますが

脱水予防として水分補給は大切です。

水分補給が大切と言っても、嘔吐をした後に水分補給をすればいいわけでは

ありません。

水分補給のポイントは『飲み方』と『飲み物の種類』の2つです。

まず、『飲み方』のポイント

・吐いた直後は飲ませない。30分~1時間あける。

・飲む量は、スプーン1さじから。

この2つが飲み方のポイントです。

吐いた後に水分をとると、また吐いてしまう可能性が高いです。

吐いてから30分~1時間、症状が落ち着いている場合は

スプーン1さじから飲み物をあげてみてください。

年小、年中のお子さんであれば、1回10ml程度

年長のお子さんであれば、1回15ml程度飲ませて様子をみましょう。

一度にたくさん飲ませると胃腸に負担がかかります。

お子さんが「のどが渇いた~もっと飲みたい!」と言うかもしれませんが

我慢です!!

心を鬼にして『少量ずつ、こまめに』で脱水予防をしましょう。

そしてもう一つの水分補給のポイント『飲み物の種類』です。

嘔吐している時は、水やお茶よりも塩分や糖分が調整された

「経口補水液」が適しています。

よくテレビのCMで流れるOS-1もその一つです。

でも、経口補水液って飲みずらいんですよね。

大人でも飲みずらいのに子どもはもっと飲みずらいと思います。

お子さまが嫌がるようでしたら、イオン飲料やスポーツ飲料でも

大丈夫です。

おすすめの飲み物と避けたほうがいい飲み物を紹介します。

≪おすすめの飲み物≫

・OS-1

・ポカリスエット(スポーツ飲料)

・ビーンスターク ポカリ

・和光堂 アクアライト

・ピジョンイオン飲料

・森永アクアサーナ

≪避けたほうがいい飲み物≫

・柑橘系(みかんなど)ジュース

・甘すぎるジュース

・乳製品

・炭酸飲料

柑橘系は胃を刺激してしまうので、嘔吐している時には

避けたほうがいいでしょう。

乳製品は、絶対避けたほうがよいものではありませんが、

下痢を引き起こす場合があるので、飲ませないほうがいいと思います。

その他、果汁のジュースなども濃い場合は薄めて飲ませて

あげてください。

嘔吐は続くけど子供はいたって元気?

吐き続けてるのに、熱もなければ下痢もしない

吐き終われば、いつもどおり元気・・・

いったい何の病気?

と心配になりますよね。

そこでいくつか考えられる症状を紹介します。

1つめが『ウイルス性の胃腸炎』です。

子どもの嘔吐で一番多いのがこの病気です。

ウイルス性の胃腸炎、つまりお腹の風邪です。

また、ノロウイルスやロタウイルスなどもこれです。

通っている幼稚園や保育園で下痢や嘔吐の症状が流行している場合は

ウイルス性の胃腸炎の確立が高いでしょう。

2つめが『脳震とう』による嘔吐です。

頭を強く打つことで起こる症状です。机にぶつけたり、ちょっと転んだ

程度であれば問題ありません。

強く頭を打つほど転んだり、ぶつけた後24時間以内に嘔吐が続く

時は、要注意です。

1~2回吐いて顔色が良くなれば様子をみて大丈夫ですが、

・意識がぼんやりしている

・けいれんを起こしている

・手足が思うように動かせない

このような症状のある時は、夜でも病院受診または救急車を呼びましょう。

3つめが『腸重積』という病気です。

これはめったにない病気です。10分~30分の間隔で

とても激しい腹痛を繰り返し、その後嘔吐が続きます。

この病気が進行すると腸閉塞を起こして吐くようになります。

この状態は手術も必要になるので、できるだけ早く病院受診をしましょう。

4つめが『髄膜炎』です。

これもめったにない病気です。

嘔吐と熱、強い頭痛がある時はこの病気が考えられます。

ただし、風邪やウイルス性の胃腸炎でも熱が出たり、頭が痛くなる

こともあるので、髄膜炎を疑う症状の1つとして紹介します。

5つめが『自家中毒』です。

この病気は、5~6歳がピークで、特に筋肉量の少ないやせ形の男の子に

多いと言われています。

嘔吐以外にも、倦怠感や腹痛、頭痛など症状はその子によって

違うことがあります。

精神的な刺激が体に過敏に反応して症状が出ることが多いので、

発表会や遠足の前などに症状が出る子もいます。

以上のように考えられる病気を紹介しましたが、自己判断せず

翌日かかりつけの小児科を受診することをおすすめします。

もちろん、症状が悪化したり、治まらない時は、迷わず

救急外来に電話で相談したり、受診をしましょう。

まとめ

嘔吐が続いて、子どもが苦しそうにする姿をみるととても

心配になりますよね。

まずは、慌てずお子さんの症状や顔色をよく観察してみましょう。

吐いても元気がある場合は、水分補給など家庭でできる対応をして、

翌日まで様子を見てみてください。

症状が治まらない、子どもの様子がいつもと違うと感じた時は

迷わず、病院受診をしましょう。